「書く瞑想」の進化版、「気づきジャーナリング」で視野が広がった体験!
フィガロ編集部美容班が綴る、美や健康にまつわる偏愛トーク「今日も美容日和」。今回はジャーナリングを通して体感したエピソードを紹介します!
「パワースポットみたい」と秘かに思っている方々がいます。会うだけで、お話するだけで、たちまちエネルギーをもらえて元気になれる。みなさんにもきっといますよね、そういう特別な存在。私にとって、そのひとりがウェルネスパイオニアの吉川めいさんです。
めいさんの提唱する「書く瞑想」については過去の記事でも紹介してきましたが、自分自身を俯瞰したり、思考を整理するのにとっても役立つ手法。そのメソッドが「気づきジャーナリング」として進化し、赤坂の1 Hotel Tokyoにて1dayプログラムを定期開催中とのこと。私も早速体験してきました!

「気づきジャーナリング」は、ひとつのテーマに対して3つの問いかけに答え、紙に書き出していくことで、自分の素直な気持ちや思考と向き合い、内側を少しずつ整えていくというもの。必要なのはペンとノートだけ。誰でも気軽に取り組むことができます。
今回、掲げられたテーマは「ジャッジの正体」。
私たちは日々、他人や自分を無意識に評価し、それゆえ「人からどう思われるか?」を恐れたり、自分で自分の選択肢を限定してしまう面がありますよね。そんな無意識のジャッジとの付き合い方を知るため、3つの問いを投げかけ、自分の中にある本質的な「気づき」に目を向けます。

ひとつ目の問いは「人からどんなふうに思われることが嫌ですか?」というもの。
「ド正直に書いてください。気づきジャーナリングのルールは、それだけです。ストレートでない内容は、“飾り”のジャーナリングになってしまいますよ」と、めいさん。
人からどんなふうに思われることが嫌か……ビジネスシーンで、家庭において、プライベートの交友関係などいろんなシチュエーションがあるけれど、私は仕事の時の自分を想像していました。
そして、「きちんとしていない人、と思われることが嫌!」とノートに書き出しました。ほかにも「頼りにならない」「整理整頓ができない」「知性が足りない」など。自覚もあることだから、書きながら自分をグサグサ刺している気分(苦笑)。
会場では、スマホからコメントを投稿する仕組みも用意されていて、他の方がどんなことを書いているか匿名でリアルタイム紹介。グサグサきているのは自分だけじゃないんだと、ちょっとホッとしたり、そんなお悩みもあるのね、へぇ〜と思ったり。
続く2つ目の問いは「では、自分でどんな時にそう思いますか?」というもの。
私が自分で「きちんとしていない」と感じる瞬間をどんどん書いていきます。「朝、早く起きられない」「お風呂に入るまでに時間を要する」「時間の読みが甘い」「忘れ物が多い」などなど、「そろそろストップしましょう」と声をかけられるまで、止まることがないほど筆が走ります。
問いと問いのあいだには、めいさんのガイドで短いメディテーションも。自分がノートに書いた言葉がぐるぐる頭の中を巡りますが、いったんそれを「手放す」と決めて、呼吸に身を委ねます。

そして3番目、最後の問いは「そんな自分とどう付き合いたいか?」。
「きちんとしていない」自分と向き合うには……と考えを巡らせていると、「自分のために時間を使えるようになりたい」という心の声がフッとわいてきました。うーむ。私が「きちんとしていない」と抽象的な言葉で指しているものって、もしや「タイムマネジメントができていない」ということなのかも? ノートに「これまでより5分だけ早く行動を始めてみる」「SNSを見る時間を減らす」「朝、1時間早く起きる」「そのぶん生まれた時間で、気になる展覧会に足を運ぶ」など時間にまつわる思いのあれこれを書き綴っていくと、次第に頭の中が整理されていくような感覚がありました。
この日、参加者には、さまざまな花の種やハーブの種を漉きこんだ古紙100%の再生紙「シードペーパー」が配られていました。土に埋めると紙の部分は数カ月で分解され、植物が芽生えるそう。最後にこのシードペーパーに「嫌なこと」を書いて手放します。ペーパーは回収された後、土に植えられるので、きれいな花が咲くように美しい言葉を書いた方がいいような気がするけれど……「植物の力は強いので、どんなに黒いことを書いたって大丈夫!」と、めいさんは笑います。

約60分のセッション。終了後はロビーラウンジにドリンクが用意され、参加者同士で気づきをシェアしたり、ひとりでじっくり反芻する時間。個人的には「ジャッジの正体」、予想していなかったタイムマネジメントにまで考えが至っておもしろい体験でした! それに、これまでは「ダメな自分」にしかフォーカスを当てられていなかったけれど、トリガーになっているものや、そんな自分との付き合い方も含めて俯瞰で見ることができると楽になるな、と。
そういえば、めいさんが会の冒頭で語っていました。「気づきとは、外側の変化ではありません。同じものを見ている、自分自身のものの見方が変化することです」。まさにこの言葉をプログラムを通して実体験できたのでした。1 Hotel Tokyoでの「気づきジャーナリング」、次回は1月に開催予定とのこと。ぜひチェックをお忘れなく!
気づきジャーナリング
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