ナタリー・ポートマンがカンヌのドレスコードを揺るがした日とは?

Culture

2015年の第68回カンヌ国際映画祭で、自身初の監督作を発表したイスラエル系アメリカ人女優ナタリー・ポートマン。この年の彼女の露出度の高いドレスは話題をさらった。

2015年5月はナタリー・ポートマンにとって特別な時期だった。12歳の時、『レオン』(リュック・ベッソン監督、1995年)の撮影現場からキャリアをスタートさせてちょうど20年、ナタリー・ポートマンは監督としてデビューした。そしてこの年の5月17日、カンヌ国際映画祭で初監督作品『愛と闇の物語』を発表し、フォトコールに参加した。映画をアピールするために彼女が選んだのは、背中が大胆に透けるトランスペアレントなドレスだった。

普段はあまり冒険をしないナタリー・ポートマンが選んだのは、黒のショーツがちらりとのぞくロダルテのアシンメトリードレス。このところ、レッドカーペットでトランスペアレントなドレスがよく見られるようになったが、ナタリー・ポートマンはこの流行を先取りしていた。

「適切な服装」

トランスペアレントの流行の波が社交界を席巻する以前は、カンヌでこれほどまでに身体を露出する女性は少なかった。有名な大階段を上るための「適切な服装」が求められる中、確かにいくつかの例外もあった。1991年、マドンナはジャンポール・ゴルチエの円錐形の「コーン・ブラ」で登場し、1997年にはビクトリア・アブリルがトップレスで登場した。

ナタリー・ポートマンは2005年にも、レッドカーペットに坊主頭で登場し、すでにカンヌのドレスコードを揺るがしていた。それから10年、今度は監督として、再び大胆な役割を果たした。

【写真】カンヌ・レッドカーペットでのナタリー・ポートマンのルックを振り返る。

第58回カンヌ国際映画祭で初めて大階段を上ったナタリー・ポートマン。この時はシャネルのオートクチュールをチョイス。(2005年5月14日)

photography: Jon Furniss / Getty Images

第61回カンヌ国際映画祭:ランバンを纏ったナタリー・ポートマン。(2008年5月14日)

photography: George Pimentel / Getty Images

第61回カンヌ国際映画祭:シャネルを纏ったナタリー・ポートマン。(2008年5月18日)

photography: Daniele Venturelli / Getty Images

第61回カンヌ国際映画祭:ランバンを纏ったナタリー・ポートマン。(2008年5月19日)

photography: Toni Anne Barson Archive / Getty Images

第61回カンヌ国際映画祭:ランバンを纏ったナタリー・ポートマン。(2008年5月21日)

photography: George Pimentel / Getty Images

第61回カンヌ国際映画祭:ジバンシィを纏ったナタリー・ポートマン。(2008年5月22日)

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第61回カンヌ国際映画祭:ランバンを纏ったナタリー・ポートマン。(2008年5月25日)

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第68回カンヌ国際映画祭:オープニングセレモニーにクリスチャン・ディオールのオートクチュールで登場したナタリー・ポートマン。(2015年5月13日)

photography: George Pimentel / Getty Images

第68回カンヌ国際映画祭:ロダルテの2015/16年秋冬コレクションをチョイスしたナタリー・ポートマン。(2015年5月17日)

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第68回カンヌ国際映画祭:クリスチャン・ディオールのオートクチュールを纏ったナタリー・ポートマン。(2015年5月16日)

photography: Laurent Viteur / Getty Images

第68回カンヌ国際映画祭:ランバンで登場したナタリー・ポートマン。(2015年5月19日)

photography: Antonio de Moraes Barros Filho / Getty Images

text: Mitia Bernetel (madame.lefigaro.fr)

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/culture/230521-cannes-natalie.html