【フィガロジャポン35周年企画/35人のパリジェンヌ】

愛の物語を生き抜いた俳優、アンナ・カリーナ。

Paris

Anna Karina
アンナ・カリーナ 
俳優

©︎Collection Christophel/Aflo

「私はずっと歌っていた。歓びの歌、悲しみの歌、なによりも愛の歌を」

ヌーヴェルヴァーグの旗手としてフランス映画の一時代を築いたジャン=リュック・ゴダール。鬼才と呼ばれた監督のミューズだったのがアンナ・カリーナだ。『女は女である』(1961年)や『小さな兵隊』(63年)、『気狂いピエロ』(65年)で見せたコケティッシュな魅力は、自由奔放な新しい女性像を印象づけ、その姿は人々を魅了しひとつの時代を築いた。

2000年にフィガロが行った独占インタビューでは、60歳を過ぎてなお、愛に生きる人間の喜びと悲しみを赤裸々に語ってくれた。ゴダールが「ベラスケスの灰色の瞳」と称えたアンナは、太陽のように激しい恋の炎を私たちの心に灯し続けるアイコニックな存在。

フィガロジャポン2000年9/5号

 

text: Junko Kubodera

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/anna-karina.html