
シャネルの『マドモアゼル プリヴェ』がソウルで開催!
Le cercle Chanel
7月19日(水)まで、韓国・ソウルでシャネルが主催する『マドモアゼル プリヴェ』展が開催されている。2015年、ロンドンで初めて開かれて以来2度目となるこの展覧会は、さまざまな手法でシャネルのクリエーションの源を紹介する内容に。
『マドモアゼル プリヴェ』の会場であるソウルのD MUSEUM。 ©CHANEL


シャネルのブティックをグラフィカルに再現。 ©CHANEL
「シャネル N°5」の原料を紹介するなど、ブランドを象徴するフレグランスにまつわる展示にも注目。 ©CHANEL
シャネルのアイコンを用いたいくつものトーテム。 ©CHANEL


シャネルのオートクチュールを製作するアトリエのクラフトマンシップにフォーカスした、あらゆるファブリックを用いた空間や、韓国人アーティストが今回の展覧会のために制作した、カメリアにインスパイアされたガラスのオブジェも。 ©CHANEL
2階のオートクチュールの展示室では、天井から吊るされた写真が上下に動く。カール・ラガーフェルドが撮影した多くのセレブリティはオートクチュールと「ダイヤモンド コレクション」の復刻版を着用し、その姿が非常に薄い紙に特殊プリントされている。写真は、クリステン・スチュワートやリリー=ローズ・デップ、ジュリアン・ムーア、イザベル・ユペール、菊地凛子、キーラ・ナイトレイ、リタ・オラなどシャネルと所縁のあるセレブリティたち。 ©CHANEL
セレブリティの写真の後方には、実際に着用したオートクチュールとハイジュエリーが飾られる。 ©CHANEL
ハイジュエリーコレクション「ダイヤモンド コレクション」の復刻版。 ©CHANEL
展覧会の核となるのは、1932年、メゾンの創立者であるガブリエル・シャネルが発表した初めてのハイジュエリーコレクション「ダイヤモンド コレクション」の復刻版、そして香水「シャネル N°5」。さらには、現在のクリエイティブディレクターであるカール・ラガーフェルドが手がけたオートクチュールピースなど、メゾンのDNAを強く感じさせるものを凝縮。4つの空間に分けられた1階のフロアでは、1913年にガブリエル・シャネルが初めてオープンしたブティックをグラフィックで表現など、ワクワクする仕掛けも。
カール・ラガーフェルドが撮影した、「ダイヤモンド コレクション」をまとった女優たちのポートレート。 ©CHANEL
さらにカール・ラガーフェルドが手がけたさまざまな写真も楽しめる。カールがデザインしたオートクチュールピースたちと一緒に展示されているのは、ジュリアン・ムーアやヴァネッサ・パラディ、菊地凛子など、シャネルと親交の深い女優やモデル、さらには友達を被写体にしたポートレートだ。どれもマドモアゼル シャネルが暮らしていたパリのアパルトマンで撮影している。さらに別室に並ぶ、復刻版の「ダイヤモンド コレクション」を纏ったリリー=ローズ・デップやクリステン・スチュワートたちのモノクロのポートレートも見応え抜群。


動画コンテンツも充実。展覧会場のいたるところに、シャネルのコードやシンボルが散りばめられている。 ©CHANEL
>>ソウルの夜を彩ったセレブリティたち。
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ソウルの夜を彩ったセレブリティたち。
オープニングパーティには、シャネルらしい錚々たるメンバーが顔を揃えた。パリからは、メゾンのアンバサダーを務めるキャロリーヌ・ドゥ・メグレ。そして日本からは菊地凛子、さらに世界で活躍するモデル、パク・スジュの姿も。もちろん、ソウルで開催とあって、G-DRAGONなどのKポップスターたちもこぞって駆け付けた。その夜、開かれたパーティでは、G-DRAGONがパフォーマンスを披露。観客たちもヒートアップしたようだ。


キャロリーヌ・ドゥ・メグレとG-DRAGON ©CHANEL


菊地凛子とパク・スジュ ©CHANEL
Mademoiselle Privé Seoul Exhibition Opening - CHANEL
期間:開催中〜7月19日(水)
会場:D MUSEUM
5-6, Dokseodang-ro 29-gil, Yongsan-gu, Seoul
開)10:00~18:00(日〜木)10:00~20:00(金、土)
入場無料(マドモアゼル プリヴェ専用のアプリでの事前申し込みが必要)
http://www.chanel.com
#MademoisellePrive
# MademoisellePriveSeoul
texte : TOMOKO KAWAKAMI, graphisme du titre : KAORU MASUI ( [tsukuru] )