
夕暮れ時のモンマルトルへ
いぬパリ
こんにちは、吉田パンダです。東京とパリでは緯度の関係で夕暮れの時間の長さが違う、とこの間知人から話を聞きました。パリは東京よりも夕暮れが長く、だからアペリティフという文化が浸透したのだと。ふむふむと納得しましたが、考えてみればその緯度のせいで夏と冬では太陽が沈む時間が全く違います。冬は16時半にはもう真っ暗なので、アペリティフと言ってもそんなに早く飲まないしな...と思いつつ、今回のいぬパリはアペリティフな夕暮れ時にモンマルトルの丘を訪ねてみました。
目指すはこちら。テラスホテルです。
Terrass Hotel Montmartre
http://www.terrass-hotel.com
7階に見晴らしのいいテラス席があり、パリを一望できます。
「エヘン、今日は夕焼けがとても綺麗ですね、マドモアゼル」←変なひと。
残念ながらこのテラス席は毎年4月上旬〜9月下旬までの期間限定で、僕が訪ねた際も宿泊客にのみ開放。夕焼けは楽しめましたが、アペリティフを飲むことはできませんでした。がくっ...。
アペリティフ難民となったワタクシは、次なる場所を求めてさまよいます。ちなみにアテはありません。
おや、視界の端に寝ているわんこを発見...。
テラスに座っている人達の飼い犬かと思いきや、お店に飼われているラブラドールでした。すっかりおくつろぎ。あ、ちなみにモンマルトルでアペリティフといえば、9月下旬までと言わず一年中オープンなこちらもお薦めですよ。パリを見晴らすテラスはありませんが、広い庭が気持ちいい、「お洒落」な隠れ家ホテルです。
Hotel Particulier Paris
http://hotel-particulier-montmartre.com
さて、アペリティフを飲まぬまま陽は暮れ、さまよっているうちに美味しそうなエピスリーを発見。名前を見ると「Jeanne B」とあります。そういえば、11区にある老舗ビストロ「Astier」の隣に「Jeanne A」っていうイートインもできるエピスリー&ロティスリーがあったけど、ここはその二号店?と聞いてみると、その通り。オープンしてまだ7ヶ月の新店でした!
よし、お腹も空いたし、ここでサラダに羊のローストでも食べて...と思いきや、予約でいっぱいとのこと。がくっ...その2。悔しいので翌日のランチをその場で予約しました。果たして、翌日にリベンジはなるか!?次回のブログにつづく...
なんてことはしません。一気に翌日からこんにちは、吉田パンダです。さっそく倍返しに来ましたよ!!←パリ在住。
前菜はサバのタルト仕立て。素材が新鮮なので、魚料理に厳しい日本人でも大丈夫。
そして乳飲み仔羊のロースト(!)。焼き加減もばっちりです。お昼の定食は前菜、メインで19ユーロ、デザートをつけても23ユーロとお値打ち。ああ、ウチの近くにJeanne Cっていうお店を出しませんか...。シンプルな料理はもちろん、全てマグナムボトルから供されるグラスワインも美味しいですよ。
Jeanne B
http://www.jeanne-b-comestibles.com
食後のデザート、、じゃない、通りすがりに出会いしはベルギーから来たパグのペニーちゃん、一歳半。特技はどこでも寝られることです。
飼い主イリーナちゃんの腕の中で、さっそくまどろみます。
「むにゃむにゃ。ねむいパグー...」
おやすみなさい。右前足がたまりません。アペリティフのお薦めからパグのお昼寝まで、歩いて楽しいモンマルトルでした。次回のブログもパリからお届けする予定です。どうぞお楽しみに!