モノプリ × アントワネット・ポワソン、待ち遠しいクリスマス。
PARIS DECO
インディア・マーダヴィやハロー・シモーヌといったパリジェンヌ注目のクリエイターを、ここのところコラボレーターに選んでいるモノプリ。こんな素敵な出来事が起きるなんて!と、またまた興奮させる“事件” が起きた。それはクリスマスコレクションのコラボレーションのパートナーに、アントワネット・ポワソンを選んだことだ。18世紀のドミノペーパーのサヴォワールフェールを復活させた3人組が、その時代を代表する女性ポンパドゥール夫人の名前をとってアントワネット・ポワソンというメゾンを創設したのは2012年。それ以来、彼らが世に出す手仕事の美しさには伝統とモダニティが共存し、パリジェンヌたちの垂涎の的である。
コラボレーション発表会場での展示から。
セラミックのクリスマスオーナメントはトランプがモチーフ(各4.5ユーロ)。
アントワネット・ポワソンならではのモチーフが、インテリアのみならずプレタやインナーウエアにも。
アントワネット・ポワソンがこのコラボレーションのためにデザインした4種のモチーフが、テーブルウェアやベッドリネンなどのホームコレクションだけでなく、プレタも子ども服もと幅広いアイテムに生かされている。どれも買いやすい価格。たとえば花柄のクリスマスツリー用のボールは5.5ユーロだ。グッチとアントワネット・ポワソンのコラボレーションは手が出なかったかもしれないけれど、アントワネット・ポワソンのプリントのスカートはモノプリとのコラボレーションなら45ユーロである。ベビー用のロンパースや女子のパジャマは花柄がチャーミングすぎて、ママでなくても欲しくなる愛らしさ! フランス国内のモノプリで販売が開始されるのは12月2日と、まだちょっと先。それまでにフランス旅行がしやすくなりますようにと祈りながら、楽しみに待とう。
左:トランプモチーフの平皿は各12ユーロ。右:脚付きの果物鉢は30ユーロ。
素敵なモチーフに包まれて過ごす冬の夜長を。ベッドやソファのカバーキルトは65ユーロ。
左:レディスのロングスカート、45ユーロ。36から44までの5サイズ。右:子ども用ワンピース、35ユーロ。素材はビオのコットンで、3〜4、5〜6、8〜10歳の3サイズ。
左:新生児から1歳まで3サイズあるロンパースは22ユーロ。このプリントの白ベースに青い花の女児パジャマも可愛い。右:トランプモチーフのコットン×ウールのニットは35ユーロ。3〜4、5〜6、8〜10歳用の3サイズあり。
左:ビスコースの着物風室内着、49ユーロ。右:トランプのパジャマは上下で49ユーロ。どちらも36から44までの3サイズ。
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madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター
東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。フリーエディターとして活動した後、「フィガロジャポン」パリ支局長を務める。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。
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