Parisienne file.vol.25 ルシル・クレジュリー/コンセプトショップ オーナー
夏から秋へ、パリジェンヌの秋支度。
パリジェンヌファイル
朝夕はすっかり気温が涼しくなってきたとはいえ、日中はまだまだ残暑の日差しを感じて暑い日も多い最近のパリ。
そんな季節の変わり目に、パリジェンヌはどんな風におしゃれをスイッチさせていくのでしょうか。
ルシルが秋の始まりにまっ先に取り入れたいと教えてくれたのは、素材感。
ベロアやコーデュロイなど温かみのある素材のアイテムを一点投入して、季節を先取りします。
「今年はクリーム色や薄いパープルなどペールトーンが気になっています。普段は圧倒的にパンツ派なので、柔らかな色を身につけるとふんわりとしたフェミニンさが加わるようでうれしい! コーデュロイやベロアの質感も独特な優しい雰囲気を作ってくれるから、季節の変わり目にはまず素材と色が重要なんです」
優しいカラーと、温かな質感を求めて。
Lucile Clergere/ルシル・クレジュリー
パリ15区生まれ。リセを卒業後、3年間ロンドンに留学。セント・セントラル・マーティンでファッションを学ぶ。帰国後、ファッション展示会のプルミエール・クラスでオーガナイザーとして活躍。現在は、15人の若い世代のクリエーターの作品を紹介する、ファッションと音楽をミックスしたコンセプトストアを2018年秋にオープンするため準備中。
パリ15区生まれ。リセを卒業後、3年間ロンドンに留学。セント・セントラル・マーティンでファッションを学ぶ。帰国後、ファッション展示会のプルミエール・クラスでオーガナイザーとして活躍。現在は、15人の若い世代のクリエーターの作品を紹介する、ファッションと音楽をミックスしたコンセプトストアを2018年秋にオープンするため準備中。
photos : SHIRO MURAMATSU, réalisation : HIROKO SUZUKI