前回、ハワイの注目アクティビティとして「Surfercise（サーファサイズ）」を紹介しましたが、もうひとつ興味をそそられたのがこちらの"ジャングル・ヨガ・ハイク"。手つかずの大自然と隣り合わせにあるハワイに来たなら、その力強いパワーに向き合って、恩恵にあやかりたいところ。その手段として、ジャングルへヨガ・リトリートだなんて、上出来すぎるシチュエーションです。

見晴らしのいい草原でのスタンディングヨガは、冒険のハイライト。

主宰するカレンさんは、元弁護士という異色の経歴の持ち主。ハワイの大自然の力を借りてマインドフルネスを実践するべく、毎朝夕とワイキキのカピオラニ・パークで野外のヨガレッスンを開催しています。
そんなカレンさんによる特別プログラムが、曜日限定で開催する"ジャングル・ヨガ・ハイク"です。目指す先は、ワイキキから車で30分ほど東に向かった、知る人ぞ知る未開のジャングル。野生の植物が生い茂る緑豊かな森林を分け入り、奥地を目指します。途中、地形や植物、環境についてのレクチャーを受けながら、ククイの実をかじってみたり、シナモンの葉をちぎって匂いを嗅いでみたりと、歩むにつれて冒険気分はヒートアップ！

さらにトレッキング中に遭遇する滝や、遺跡、渓谷などは、地元では神聖な場所として知られており、それらパワーみなぎるサンクチュアリでの瞑想やヨガは、深いリラックスを得られると同時に、全身の感覚が研ぎ澄まされていくのを実感できます。

竹林でもヨガ。蚊の出現は避けられないから、長袖・ロングパンツの着用が無難。

強力なパワーを放つと伝えられる滝のそばに座って、瞑想すること約15分。

参加方法は、車で行くなら直接ジャングルの近くで落ち合うことも可能だけれど、土地勘がなければ、カピオラニ・パークで朝ヨガを終えてから、ジャングルに連れて行ってもらうのがおすすめです。
およそ2〜3マイルを探検して、瞑想・ヨガを織り交ぜながら、トータルで4時間半。他では得難い感動が味わえるのだから、疲れよりも高揚感が勝ります。トリップアドバイザーでも満足度5つ星を誇るジャングル・リトリートで、新しいハワイの魅力に迫ってみませんか？（ライターEA）