心安らぐ「森の香り」で、自分時間を充実させよう。

今日のカラダにいいこと!

「あー。ちょっと疲れたな」と思った時、あなたはどうしますか? 空調の効いたオフィスや密閉された室内など、都市型の環境で過ごしていると(特に、忙しい時期はなおさら)「緑豊かな場所でホッとひと息つきたいな」と思う方も、きっと少なくないはず。

年末に向けて何かと慌ただしくなってくるこの季節。リモートワーク中に「公園をゆっくり散歩」というわけにはいきませんし、休日に緑豊かな郊外にショートトリップ……というのも気軽にできないいま。生活の中に取り入れてみて、思った以上にハマってしまったのが、今シーズン登場した「森の香り」でした。ルームディフューザーやキャンドルではなく、「肌に纏うフレグランス」です。

この秋冬の新作フレグランスは、樹木や樹脂などを主役にした「ウッディノート」が目立ちます。これまでウッディは、メンズフレグランスの印象が強かったはず。しかし新しいウッディは女性がつけてもしっくりなじむ、ジェンダーレスな香りなんですね。深みがあるいっぽうで透明感を併せ持ち、濃厚な香りが苦手な方でもつけやすい。そして精油や天然香料にこだわり抜き、目を閉じると本物の木々に囲まれているような、リラックスした気分へと誘ってくれます。今回はそんな「森の香り」をご紹介したいと思います。

聖なる木「パロサント」にインスパイアされた静謐な香り。

ファイブイズム バイ スリー

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タッチング フロム ア ディスタンス フューチャー メモリー 50ml ¥13,200/ファイブイズム バイ スリー

ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM×THREE)から初めて誕生したフレグランスは、男性にも女性にも合うジェンダーレスな香り。その瞑想的で力強い香調に「いままで嗅いだことのない香りかも……!」と、感動してしまいました。

インスピレーションの源は、インカ帝国の時代から儀式用に用いられてきた「パロサント」。この聖なる木を、オリバナムのまろやかな甘みで表現し、タバコやレザーのビターな香りと融合させています。さらにシダーウッド、サンダルウッド、苔などさまざまな木々の香りと重なり合い、まるで湿った大地を踏みしめながら、深い森の中を歩いているよう。落ち着いた気分をもたらしてくれそうです。

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全体的にお香のようなテイストもあり、パロサントの香木からゆるやかに煙が立ち上っていくような、瞑想的な香りでもあります。一般的にこういうオリエンタル調のウッディノートは、個性的で重めの香りが多いのですが、透明感に優れているのが特徴。素肌にしっくりなじみ、女性にも使いやすい香りだと思います。

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フューチャー メモリーとは、直訳すると「未来の記憶」。このフレグランスの背景には「遠い未来に人類が宇宙を旅するようになった時、母なる地球の大地の記憶を呼び覚ませるように」という壮大なストーリーが存在します。そしてそれは、はからずも「遠く離れた場所でも人々の記憶に残り、そして繋がること」がテーマであるともいいます。人と気軽に直接会う機会が減ったいま、共感を覚えるストーリーですよね。何よりこの心地よく、瞑想的な香りにすっかりハマってしまい、外出時はもちろん、夜眠る前につける香りとしても活躍しています。

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スパイスとウッドが響き合い、爽やかで落ち着いた気分へ。

ボン パフューマー

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ボン パフューマー 602 オードパルファム 15ml ¥3,740、30ml ¥5,940、100ml ¥12,870(写真は100ml)/ブルーベル・ジャパン

「ボン パフューマー」とは、フランス語で「素敵なパフューマー」の意。最高品質の香料を追求するとともに、製品に関するものすべて環境に配慮した、フランス発のフレグランスハウスです。パッケージはリサイクル紙や適正に管理された森林の紙を採用し、香料ひとつひとつも人々の健康や安全性に関する厳しい基準をクリアしたもののみを使用。ヴィーガン(動物由来の成分を使用しない)かつクルエルティーフリー(動物実験をしていない)なフレグランスを提案しています。

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photo:©Romain Prochain

日本展開全9種類の香りのファミリーは、モダンなボトルに記された数字で表現されています。100の位が香りのカテゴリーで、たとえば200番台はフルーティノート、500番台がグルマンノート。そして600番台が「ウッディ」ノートにあたります。樹木や苔から抽出した深みのある香りのファミリーで、現在日本で取り扱いがあるウッディの香りは「602」のみ。

シュッとひと噴きすると、ネロリとセントトーマスベリーの隙間から、スパイシーなペッパーやシダーが顔を覗かせます。しだいにパチュリやベチバーがスモーキーに香り立ち、最後はホッとするような落ち着きのある香調へ。樹木の中でも「松」や「杉」のような感じといいますか、ちょっぴりスパイス感が際立つ、すっきりとした味わいなんですね。仕事中に使うと、集中力を高めてくれるような感じがします。

ちなみに、ボン パフューマーは、別のファミリーと重ねづけすると、ガラリと表情が変わるのも特徴です。たとえば森の香りの602に、正反対ともいえる202(スイカを連想させるフルーティな香り)を重ねると、軽やかさと華やかさが増し、まったく印象の違う香りが誕生します。ボトルサイズが複数あるので、自分自身でお気に入りの香りをいくつか揃えたり、パートナーと違う香りを買って、重ね使いを楽しむのも素敵かもしれません。

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心理的な効果に着目した天然香料100%のフレグランス。

ソンボン

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ソンボン マインドパフューム スプレー 01 【深呼吸する】 Nouveau Souffle 30ml ¥3,300/フォルテ

フランスのリヨンで2017年に誕生したソンボン(100BON)は、香りをとおして自身の内面に語りかけ、健やかに保つウェルビーイングなライフスタイルブランドです。環境に配慮したクリーンなもの作りにこだわり、原料には天然の香料を厳選。ベースとなるアルコールには有機小麦由来のアルコールを採用し、容器にはリサイクルボトルやサトウキビ由来の穀物プラスチックを使用しています。

オードパルファンやボディケア、ルームスプレー等、豊富なラインナップが揃う中で、個人的に注目しているのが「マインドライン」。香りの心理的な効果に注目し、心や気持ちに働きかける、アロマコロジーを応用したシリーズです。

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香りの選び方がユニークで、もちろん好みの香りで選んでもOKですが、「今の自分に必要な7種類のキーワード」から選ぶという方法も。「今、この時」「私らしく」「解き放つ」など、7つの中からピンときたワードに対応する香りを、ぜひ試してみて。

ワードも、そして香り自体も個人的に最も好きだったのが、01の「深呼吸する」でした。その名のとおり深く呼吸したくなるような、ヒノキやシベリアモミの木など11種のエッセンシャルオイルのブレンドです。ヒノキは思考の散漫を防ぎ、しっかりマインドを固定する働きがあるそう。シベリアモミの木は呼吸を深め、全身にエネルギーを取り込む働きがあるといいます。

日本人に親しみ深いヒノキをはじめ、生命力豊かな樹木が紡ぎ出す香りは、モヤモヤとした気分を払い、心まで浄化してくれるよう。仕事で煮詰まった時に頭の上からシュシュッとスプレーしてもいいですし、眠る前に寝具にスプレーすると、落ち着いた気持ちへと誘ってくれます。寒い季節は、顔周りを包むショールやマフラーにひと噴きするのも◎。森の香りによって、周囲のストレスから守ってくれる気がします。

今回ご紹介した香りはいずれも、外出時はもちろん、「おうち時間」を充実させてくれるウッディノート。大自然と木々のエナジーにあふれ、安らぎ感があり、他人の視線を意識するのではなく「自分自身のために使うフレグランス」として、心からおすすめしたい香りたちです。空気がカラリと澄みわたる秋冬は、フレグランスが最も心地よく香る季節。これから一年で最も慌ただしい年末を乗り切るために、ぜひ五感で楽しんで。

●問い合わせ先:
ファイブイズム バイ スリー カスタマーサポート
0120-330019(フリーダイヤル)
www.fiveism-x-three.com

ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部
0120-005-130(フリーダイヤル)
www.latelierdesparfums.jp

フォルテ
tel:0422-22-7331
https://100bon.jp

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texte:NAMIKO UNO

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