編集サンタニの、男目線ビューティ

エコバックはブスのはじまり(疑惑)。

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最近、とある企画の撮影中に、とあるフォトグラファーと会話をしていて、こんな話になりました。

某フォトグラファー「それにしても、女性編集者が重そうにでっかいエコバック持ってるじゃないですか。あれ、ダメですよ」
サンタニ「はい、とても理解できます(同士がいた、という驚き)」
某フォトグラファー「あれをやっちゃうと、もう、ファッションエディターとか言う資格がないですからね」
サンタニ「うちの編集部にもいるんですよ。ずた袋みたいなちょっと汚れた布バックに大量の雑誌や資料を入れて外出する編集者が……。さすがにかっこ悪くない?と……」
某フォトグラファー「そうですか。それはダメですね」

撮影が終わり編集部へ。そのエコバッカー編集Hがいたので早速報告をしました。いま読んでいる方々から、「なんて意地悪な……」という声が聞こえてきそうですが、僕は過去に何度かその問題を議題にしていたので、比較的自然に報告することに。
※※注意※※ 僕の考えのニュアンスを細かく伝えると、「ハイブランドを着ていたり、モードな風を吹かせたいとしているコンセプトのファッションの人が、突然、薄汚れた汚いエコバックを持っていると、元も子もない」です。エコバックを素敵に持つ人はたまに見かけるし、そもそもエコバックをエコのために使うことはとても大事だと思っています。アンチエコバッカーではないのです。

戻ります。

サンタニ「(フォトグラファーと話した内容を報告しつつ)……って○○さんが言ってた。やっぱりすっごい共感した」
編集H「え、なんでそんなこと言われないといけないの。しかたないじゃん、持ち運ばないといけないんだから。それに、私、そう思われてもいい。気にしない。気にする方がおかしい」
サンタニ「!」

な、なるほど。ものすごく腑に落ちた瞬間でした。そもそも個人間で重要視するポイントや主義、ルールはそれぞれ。その上でどう選びとるか。「たしかにそうだけど」と事実を認めつつ、毅然とした態度で“ズタ袋と共存してもいい”宣言をした、同僚、編集H。僕は「もう、これも生き様!」と思い、むしろそこまで勇ましくエコバック行動している女性がいたとしたら、支持してみたくもなりました。

もちろん、僕の感覚で「モードな風吹かせているのに、それを打ち消し系エコバック」の人がいたら、「あーあ……」と思い続けると思うのですが、そのマイナス要素に気付いているけど「でも、背に腹変えられない!」という場合は、そこまで否定してはいけないなと思いました。編集Hには、僕の理想を押し付けすぎたようです。

このエピソードって、ブスエコバック事例以外にも、さまざまなことに言えることですね。奥深いです。

ということで、本日はショートストーリーでした。
では、また来週!

サンタニ

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