梅雨入り前のむくみ対策に、ポークソテー バジルピースソース。
今年の5月は雨が多いですよね……個人的にはGW明けのどんより気分がさらにどよーんとしてしまっていますが、みなさんはいかがでしょうか??
この時期は例年、五月病対策として気の巡りのお話や、梅雨前の準備として身体の中の余分な水分を出して水はけを良くしておきましょう! といったお話をさせていただくのですが、今年は「準備」ではなく、すでにしっかりと水分(湿度)対策が必要な感じですね。
まずは、利尿作用をもつような水分代謝を整える食材を摂りましょう。
お天気が悪いと気分がどんよりしますが、それは単なる思い込みだけでなく、湿度も気を滞らせる原因になるからなのです。そのため必要になるのが気を巡らせる食材。
湿度で胃腸が弱るので胃腸ケアの食材も。胃腸は腎や肺とともに水分代謝にとって、とても大切なところ。胃腸を傷めるとさらに水分代謝が悪くなるのでケアが必要です。
そしてやはり元気がないと、そんな軽い不調も吹きとばすことができません。上記の3つを基本に、気を補う食材も摂っておきましょう。元気があれば内臓機能が促進され、不要な水分は気のもつ力によって汗や尿に変えられ、身体の外に排出されます。そしてぐるぐる気を巡らせることだってできるのです。
また、冷たいものや生ものの食べ過ぎは胃腸を冷やし、余分な水分を溜め込む原因になります。気温が上がってくるとたくさん飲みたくなりますが、がぶ飲みは要注意です。
そこで今回は旬の食材を使ってしっかりと水分(湿度)対策する「ポークソテー バジルピースソース」をご紹介します。
元気を補うポークソテーに添えるのは、グリンピースをメインに使ったソース。グリンピースは胃腸をケアして気を補い、利尿作用を持つ食材です。一緒にブレンダーにかけた香りのよいバジルは気を巡らせ、胃腸ケアして水分代謝も整える食材。レモンの皮を散らすことでさらに気を巡らせる料理に仕上げました。
今回使った食材以外にも、いまが旬のスナップエンドウやソラ豆、ちらほら見かけるようになってきたトウモロコシもおすすめ。どちらも水分代謝を整え、気を補い、胃腸に働きかける食材です。
ところで今回のレシピも前回に引き続きファミマのデジタルサイネージで動画レシピを流していただけるそうですが……まだデジタルサイネージ設置店舗が見つけられていない私。見つけた方はぜひご一報くださーい! 笑
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ポークソテー バジルピースソース
【材料】2人分
豚肉(ステーキ、トンカツ用) 2枚
タマネギ 小1/4個
ニンニク 1かけ
グリンピース 正味50g
A
白ワイン 50ml
水 100ml
B
バジル 大3~4枚とトッピング用に適宜
塩 1つまみ
コショウ 少々
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1/2
粗挽き黒コショウ 適宜
レモンの皮 適宜
【作り方】
1. 豚肉は常温に戻して筋切りし、塩(分量外)を振る。タマネギは薄切りにする。ニンニクはつぶし、芽があれば除く。
2. フライパンにニンニクとエクストラバージンオリーブオイルを入れて熱し、ニンニクの香りがたってきたら豚肉を入れてこんがりと両面をソテーして取り出す。アルミホイルで包み、さらに布巾などをかぶせて保温する。ニンニクは焦げそうになってきたタイミングで取り除く。
3. 2のフライパンの油をペーパーで軽くおさえてから中火にかけ、A、タマネギ、グリンピースを加え、10分ほど煮る。途中水分がなくなりそうになったら適宜、ひたひたになるまで水を加え、グリンピースが柔らかくなるまで煮る。
4. トッピング用に3を少し取り分け、残りはBと寝かせていた豚肉の肉汁を加えてブレンダーにかける。
5. ブレンダーにかけた4を皿に広げ、2の豚肉をカットしてのせる。エクストラバージンオリーブオイル(分量外)を回しかけ、トッピング用のグリンピース、タマネギ、バジルを添え、粗挽き黒コショウをふり、お好みでレモンの皮をゼスターでおろしかける。
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