アカデミー賞直前！ 映画監督・枝優花が登壇、映画『パスト ライブス／再会』特別試写会を開催。

ゴールデン・グローブ賞５部門ノミネート、2024年度のアカデミー作品賞の有力候補とも言われる映画『パスト ライブス／再会』。4月5日の日本公開を前にフィガロジャポンが主催の特別試写会＆トークショーの開催が決定、116名の読者をご招待！

ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。ふたりはお互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたふたりは、オンラインで再会を果たし、お互いを想いながらもすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れる。24年ぶりにやっとめぐり逢えたふたりの再会の7日間。ふたりが選ぶ、運命とはーー。

---fadeinpager---

幼い頃は「ノーベル文学賞を獲るために海外移住がしたい」、成長してからは「ピュリツァー賞が欲しい」と上昇志向を見せ、ニューヨークで演劇関係の仕事に携わるノラ。一方、韓国でビジネスマンとして成長したヘソンは兵役を経験し、単身赴任で中国へ赴いたりと、それぞれ異なる場所で違う時間を過ごしてきた。「縁（イニョン）」をキーワードに、ふたりの揺れ動く関係性と、何気ない日常を静かで美しい映像にまとめ上げたセリーヌ・ソンは、本作が長編映画監督デビューとなる。12歳の時に韓国からカナダに移住したセリーヌ・ソン自身の原体験をアレンジしたオリジナル脚本は、誰もが心の中に持つ"忘れられない恋"と、"あの時、あちらを選んでいたら"という記憶を呼び覚ますはずだ。

試写会後に開催するトークショーには映画監督／写真家の枝優花が登壇。2017年、初の長編映画『少女邂逅』がロングランヒット、海外映画祭でも高評価。その後もドラマ「ワンルームエンジェル」（23年、MBSほか）、「瓜を破る〜一線を超えた、その先には」（24年1月23日からTBSほかで放送中）の監督、演出を手がけるなど、恋模様や人間の関係性を繊細な映像で描き出す注目の若手監督だ。

トークショーの聞き手には枝監督へのインタビュー経験もある映画ジャーナリスト、金原由佳が登壇。 儚く淡く、観客の心に深い余韻を与える作品を、気鋭の映像作家はどのように受け止めたのか？ 限定公開の試写会をぜひお見逃しなく。

応募はこちらから