ニコラス・ケイジ、元パートナーから息子による暴行事件を巡って「無責任」「監督不行届」で訴えられる。
Celebrity 2025.03.08
俳優ニコラス・ケイジの元パートナーのクリスティーナ・フルトンは、2024年4月に息子ウェストンから暴行を受けたと報じられている。雑誌「ピープル」の情報によると、彼女はその後、ニコラス・ケイジと息子に対して法的措置を取る決断をしたという。
2024年5月、カンヌ映画祭に登場したニコラス・ケイジ。photography: Boyer David/ABACA
2024年5月、1988年から1991年までニコラス・ケイジと交際していたクリスティーナ・フルトンは、彼らの間に生まれた息子ウェストンによる暴行を告発した。この事件は女優のロサンゼルスにある自宅で発生し、彼女はその際、顔に目立つほどのあざを負っており、その写真は当時「TMZ」によって公開された。
その後、警察は暴行事件について捜査を開始した。そして数ヶ月後、クリスティーナ・フルトンは最終的に、元交際相手であるニコラス・ケイジに対しては無責任、監督不行き届き、親としての怠慢を理由にカリフォルニア州の上級裁判所に訴訟を起こすことを発表し、息子ウェストンに対しては暴行および傷害の罪で訴訟を起こすことを明らかにした。
雑誌「ピープル」の情報によると、彼女は、元恋人のニコラス・ケイジが息子のウェストンが健康的な問題に直面している際に支援したと述べている。その間、息子は母親に対して暴力を振るったとされている。彼女は、元恋人がウェストンの暴力行為や他者に対する害を防ぐための措置を取らなかったと述べている。
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長く続くメンタルの問題
34歳になるウェストンの母親は、息子の重い過去も明らかにした。彼の過去は精神的および心理的な問題に満ちており、「多くの人々に対する暴力的な傷害行為」もいくつも含まれていた。このようなライフスタイルにはニコラス・ケイジが関わっており、彼は息子が必要とするメンタルサポートをしなかったという。また、ニコラス・ケイジは息子を何度も刑務所から出所させたと言われており、彼が「薬物依存の前歴」を知っていたにもかかわらず、そのような行動を取ったという。
ニコラス・ケイジはすでに、弁護士を通じて根拠のない告発について回答したとの声明を発表した。声明の中で、「ウェストン・コッポラは34歳の男性であり、ケイジ氏はウェストンの行動をいかなる方法でも制御することはできず、彼の母親に対するとされる暴行について責任を負うことはありません」と述べている。なお、2024年7月には、この若者がすでに無罪を主張していたことが確認されている。
From madameFIGARO.fr
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi