連載【石井ゆかりの伝言コラム】第15回「猫の日(22日)」&「インフルエンザ」

石井ゆかりの伝言コラム

第15回「猫の日(22日)」&「インフルエンザ」

2019年になって早1カ月、みなさん素敵な年明けを過ごされましたでしょうか。私は元旦早々40度の熱を出して寝込んでしまい、びっくりしました。インフルエンザかと疑ったのですが、誰にもうつらなかったところをみるとそうではなかったようで、一人でウンウン唸っておりました。
今回の風邪で不思議だったのは、やたら窓を開けたくなったことです。高熱を出しながらなぜか夜中に窓を何度も開けて換気している自分を「どうもへんだなあ」と思っていたのですが、たぶん息苦しくてあのような行動を取ったのだろうと思います。とすると、肺がやられていたのでしょうか。

思うにここ数年、1月から2月にかけて必ず風邪を引いて倒れるようになりました。星占いの繁忙期は秋から年末にかけての時期で、私は特に1年の終わりに自分の趣味で(!)「年報」という無料公開の記事を書くのが習慣になっています。ゆえに、ここ10年くらいは「大晦日ぴったりで繁忙期が終わる」というサイクルを生きています。身体のほうもそれをわかっているので、比較的休みやすい1月から2月に倒れてくれているのかな……という気がします。言わば、身体に気を遣ってもらっているわけです。本来なら頭が身体を気遣ってやらなければならないのに、面目ないのです。

2月22日はネコの日なのだそうですが、今は毎日何かしら「○○の日」というのがあります。にゃーにゃーにゃー、でネコの日、 覚えやすいですね。単なる語呂合わせのものもあれば、歴史的な「記念日」もあり、その由来はさまざまなのですが、休日でもない限りは特に覚える必要はありません。
ただ、この「○○の日」にも、ある種の効能が認められます。
というのも、私が初めて社会人になり、就職したのはもう20年以上前なのですが、その時1,2年ほど一緒に仕事をした同僚の誕生日を、忘れられないのです。彼は、自分の誕生日が8月6日で「ハローの日」だということをとても強調したのでした。
彼の陽気でハッピーなキャラクターとあいまって、私の頭には「ハローの日」がこびりついてしまいました。今では連絡先もわからないのに、しつこく彼の誕生日だけ覚えているのです。もっと覚えたい大事なことは たくさんあるはずなのに。

頭も身体の一部で、何をどう覚えてくれるか、ということはなかば「おまかせ」のところがあります。病気になるのも、人の誕生日を覚えるのも、どうも、思いのままにはならないものなのです。

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illustration : SHOGO SEKINE

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