この秋も真似したい! ダイアナ妃の90年代スタイルを作る9つのアイテム。
没後30年近くを経てもなお、ファッションアイコンとして圧倒的な存在感を放つダイアナ妃。とりわけ1990年代に見せたスタイルは、いま見ても驚くほど新鮮だ。
オーバーサイズのスウェットにサイクルパンツ、デニムにマニッシュなブレザー、足元にはウエスタンブーツ。気負いのないアイテムを組み合わせながら、どこか品よく仕上げるのがダイアナ流。ヘイリー・ビーバーをはじめ、現代のセレブリティたちにもたびたび影響を与えてきた。この秋のワードローブのヒントにしたい、ダイアナ妃のアイコニックなスタイルを振り返る。
01. オーバーサイズブレザー

1990年代のダイアナ妃がたびたび取り入れていたのが、リラックスした装いをマニッシュなブレザーで引き締めるスタイリング。ジーンズやTシャツ、タートルネック、スウェットといったカジュアルなアイテムに、肩を強調したジャケットをさらりと羽織っていた。
いま真似するなら、ストレートジーンズやスウェットにオーバーサイズのジャケットを。足元をスニーカーやローファーで仕上げれば、ダイアナ妃らしいエフォートレスなバランスに。
02. スタジャン

王室のドレスコードから離れるにつれ、ダイアナ妃のワードローブはより自由に。オーバーサイズのブレザーやロゴ入りスウェット、ハイウエストジーンズ、サイクルパンツなど、スポーティでリラックスしたアイテムを積極的に取り入れるようになった。
その象徴のひとつがスタジャン。カジュアルなアイテムでありながら、シャツやパンツと組み合わせることで大人らしく着こなしている。スポーティなアウターを品よく取り入れるバランス感覚は、いまの着こなしにも応用できそう。
03. サイクルパンツ

オーバーサイズのスウェットにサイクルパンツ、白いソックス、スニーカー。ジムへ向かう際にたびたび披露したこのスタイルは、ダイアナ妃を象徴するオフモードなルックのひとつ。
身体にフィットするボトムにボリュームのあるトップを合わせる、そのシンプルなバランスがポイント。スポーツウエアを単なる運動着で終わらせず、自分らしいスタイルへと昇華した着こなしは、時代を超えて新鮮に映る。
04. ヴィンテージのスウェット

ロンドンのチェルシー地区にあるスポーツジム「ハーバークラブ」へ向かう際など、ダイアナ妃のオフスタイルに欠かせなかったスウェットシャツ。
ゆったりとしたスウェットをサイクルパンツやデニムに合わせるだけなのに、不思議と品がある。あえて大きめのサイズを選び、足元をすっきりまとめるシルエットの作り方も参考にしたい。
05. パフスリーブ

1980年代からダイアナ妃が好んでいたパフスリーブ。華やかなボリューム感を持ちながら、彼女の手にかかればどこかモダンな印象に。
なかでも印象的なのが、ウィンザー城で行われたポロの試合を観戦した際の装い。ボリュームスリーブのポルカドットブラウスにロング丈のプリーツスカートを合わせ、アビエーターサングラスで抜け感を加えている。フェミニンなアイテムを甘くまとめすぎないのも、ダイアナ妃らしい。
06. ポルカドット

英国王室のワードローブでも長く愛されてきたポルカドット。ダイアナ妃もドレスやブラウスなど、さまざまな形で取り入れていた。
クラシカルな柄だからこそ、シルエットや小物使いで印象を変えるのが彼女流。タイムレスな柄を自分らしく着こなす、そのスタイリングにも注目したい。
07. ベアショルダー

1994年6月、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーにクリスティーナ・スタンボリアンのブラックドレスを纏って現れたダイアナ妃。肩を大胆に露出し、ボディラインを美しく見せるこの一着は、後に世界中で「リベンジドレス」と呼ばれるようになった。
それまでの王室ファッションとは一線を画す、大胆で自信に満ちたスタイル。ダイアナ妃のファッションを語るうえで欠かせない、歴史的なルックのひとつだ。
08. ハイウエストジーンズ

1990年代のダイアナ妃のデイリースタイルを支えていたのが、ハイウエストのジーンズ。ブラウスをタックインしてベルトでウエストマークし、ブレザーを羽織る端正なスタイルから、スウェットやブルゾンを合わせたカジュアルな装いまで幅広く愛用していた。
ポイントは、少しゆとりのあるシルエット。身体のラインを拾いすぎないデニムをベルトで引き締めることで、リラックス感と端正さを両立している。
09. カウボーイブーツ

デニムとブレザーにウエスタンブーツを合わせるのも、ダイアナ妃が得意としたスタイル。ヒールは低め、つま先にはやや丸みがあり、丈はロング。ワイドなハイウエストジーンズやパンツをブーツインして履く姿もたびたび見られた。
端正なブレザーに、あえてタフなブーツを合わせる。その少し意外なミックス感こそ、いま見てもダイアナ妃のスタイルが古びて見えない理由なのかもしれない。
- texte : Adrien Communier, Sabrina Pons (madame.lefigaro.fr)