ベラ・ハディッドが魅せる、噂の「ポケットバッグ」。

昨年の秋冬に初登場して以来、異素材の組み合わせや直線的なフォルムなど、フレッシュなデザインで注目を浴びるバーバリーの新シグネチャーバッグ「ポケットバッグ」。

今年は新しい色や素材が加わってさらにパワーアップ。ベラ・ハディッドを起用し、ブランドとして初となるバッグのキャンペーンを展開している。

バッグキャンペーン「バーバリー アニマルキングダム」のメインビジュアル。ベラ・ハディッドがバーバリーのキャンペーンに参加するのはこれで2回目。
© Courtesy of Burberry / Inez and Vinoodh

キャンペーンのテーマは「バーバリー アニマルキングダム」。この言葉、実は創始者のトーマス・バーバリーが創業時に打ち立てたハウスコードのひとつでもある。このキーワードに基づいて、馬に跨った騎士を描いたエンブレムとユニコーンの家紋が誕生したのだ。

「私はバーバリーのアーカイブを掘り起こすことが大好きで、コンセプトの多くは過去のハウスコードから影響を受けています」と語る、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシ。アニマル＝動物についても、「自分にとって動物はクリエイティブにおける重要なシグネチャー」と語り、着任以降さまざまな形でプロダクトやビジュアルに取り入れてきた。

こちらもバッグキャンペーン「バーバリー アニマルキングダム」のビジュアルより。強さを感じるオールブラックのコーディネートとヌーディなドレスで、女性のもつ二面性を表現。
© Courtesy of Burberry / Inez and Vinoodh

ハウスコードのひとつである「バーバリー アニマルキングダム」をあらためてテーマに掲げた今回のキャンペーンでは、ベラ・ハディッドがパンサーに扮したビジュアルを作成。人気写真家デュオ、イネス＆ヴィノードやバーバリーのグローバルビューティーディレクター、イセヤマ・フレンチ、スタイリストのケイティ・イングランドなど名だたるクリエイターが集結し、女性の美しさと力強さを表現した。

バッグキャンペーン「バーバリー アニマルキングダム」の撮影風景。
© Courtesy of Burberry

本記事ではキャンペーンビジュアルの撮影風景も公開！  公式サイトで閲覧できるムービーでは、ブラックのキャットスーツを纏ったベラがパンサーの動きを演じ、野性的なスピリットや動物の本能を体現。本物のパンサーとの“共演”も果たした。ベラが演じるモデルカットのほか、動物を象ったアートワークが生きる静物カットも必見だ。

バッグキャンペーン「バーバリー アニマルキングダム」の静物カット。
© Courtesy of Burberry

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店舗限定を含む、豊富なバリエーション。

この秋冬、ぐっと豊富になった「ポケットバッグ」のバリエーション。サイズはミニ、ミディアム、エクストララージの全3タイプ。素材はデビュー時からおなじみのキャンバス×レザーのコンビに加えて、オールレザーや編み込みレザー、ラフィアなどが登場している。今回は新作から、店舗限定のミニバッグ2点とカラーレザータイプを紹介したい。

80年代のバーバリーのショッパーに着想を得てい生まれた「ポケットバッグ」。象徴的なフロントポケットのほか、内側にもポケットを備えた使いやすいつくりだ。縫製やコバの処理などmade in ITALYの美しい仕上がりも特筆すべき点。これぞ、上質で存在感のある“主役級バッグ”。一点投入するだけで着こなしをブラッシュアップしてくれるアイテムだ。