Shen Tanaka U.F.O.

写真と絵で綴る、山本マナと田中シェンのセッション。

Shen Tanaka U.F.O.

Hello U.F.O riders!
Welcome you to introduce
My New project.

こんにちは!
明けましておめでとうございます。

寒さに負けてないですか?

2021年、

心のビタミン剤になるような
新しい企画をはじめました!

U.F.O.のアパートメント、
「maison Alien」に住むArtでフロンティアな住民たちとの
交流の場、Maison Alien。

第1弾は

スタイリスト 山本マナさんです!

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MA I ¬SON
A  LI EN

NO.1111  Mana Yamamoto

living room talk.

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すべてスタイリスト私物

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ワンピース¥90,200/ミキオサカベ サンダル¥52,800/カルロッタ レイ(ピーアールワントーキョー)パンツ/スタイリスト私物

photos : YUKI KUMAGAI, stylisme : MANA YAMAMOTO, coiffure et maquillage : RYOKI SHIMONAGATA

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MA NA
YAM AM-OTO

NO.1111 /  First Half

14:32

「コンコンコン!」
ドアを叩く、シェン。

静かに開いたピンクのドアの向こうに、ちょこんとのぞいたのは
NO.1111号室のマナさん。

210122_IMG_1426.jpg

「どうぞ」

と、どちらともいえない表情で中に迎え入れてくれた。
黒髪のおかっぱの内側には金色のハイライト。
化粧っけのない目元に光るゴールドのラメに
繊細なバランスを感じた。

ほんわか和やかな雰囲気に満ちた
リビングルームにはちょこんと、ドライアップルのチップスと
カモミールティーが用意されていた。

そしてふたりは静かに話しはじめた。

             ↑ノンフィクション
           =========================
                               ↓フィクション

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興奮気味なシェン(以下シ)
静かな目つきでこちらを観察するマナさん(以下マ)

~撮影に関して~

シ「今回、大好きなマナさんとコラボレーションできてすごく幸せでした! 私がマナさんと撮影でコラボレーションしたいって聞いた時、どう思いましたか?」
マ「純粋にうれしいなと思いました」
シ「うれしい!」
マ「たくさんスタイリストがいる中で、私をちゃんと見てくれているといううれしさと、実際に行動を起こして、やりたいです!って言ってくれる、その過程を思うと、うれしいなって思った。自分だったら、やりたくても、ん~、どうしようかなって思いそうな気もするけど、そうやって連絡をくれた気持ちが純粋にうれしかったから、企画を投げてくれた時からスケジュールが合えばすぐやろうと思いました」
シ「えーーー! うれしい!(涙)」
マ「そうやって連絡をしてくれること自体が、うれしいじゃないですか? 会わなくても、会う前に、そのこと(連絡をくれたこと)だけでうれしい気持ちになるから。うれしいと思うことはやるべきだなって思ってるから、びっくりしたけどうれしかった」
シ「いまのを聞いてすっごいうれしいのと、行動を起こすのって大事だなって思った! 私がモデルデビューしたての時に、雑誌の企画でニューカマー特集があって、初めてその雑誌に載るということもあって、わくわくしながら手元に届いた本誌の表紙が、うわーーーっかっこいい!!とすごく印象に残った。クレジットを見たら確かカメラマンが岡本充男さんで、スタイリストがマナさんだったんです。その時からこの人のスタイリング好きだな~、いつかご一緒できないかな~!妄想~!って感じだった!(笑)」
マ「へ~、繋がるもんですね」
シ「そう! 充男さんとは横浜モアーズ(YOKOHAMA MORE’S)という商業施設の広告撮影でご一緒していて、だから、私デビューの時に夢見た妄想が2020年にとうとう叶ったっていう気持ちなんです」
マ「(微笑む)」

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~テストシューティング~

シ「今回ご一緒して思ったのが、マナさんってこんなに忙しいのに、積極的にテストシューティングを受けてくれるなって思って!」
マ「(頷く)」
シ「そのバイタリティというか、忙しい中でもテストシューティングを続ける理由は?」
マ「深い理由はないんだけれど、単純に撮影することが好きで」
シ「うんうん!」
マ「スタイリングすることもすごく好きで」
シ「うん!」
マ「それだけの理由なんだけれども」
シ「あ、もう、楽しいから?」
マ「うん。そして、自分がやったことで、撮影チームやモデルさんたちにうれしくなってもらえるのが、幸せなことだと思ってるから。だからタイミングさえ合えば、やろうっていう気持ちがあって」
シ「うんうん」
マ「あまりイメージが湧かないとか、あまりにも(自分のスタイリングと)かけ離れている時は、考えることもあるかもしれないけど……でも、私に連絡をくれた人は、きっと私に興味をもってくれているはずだから、絶対、たとえばちょっとテイストが違っても引き出させる力があるんじゃないかなって思ていて」
シ「なるほど」
マ「だから受けるようにはしている」
シ「なるほどな~。今回のテストシューティングでいうと、私がマナさんに投げかけた問いっていうのが、いままで私自身が作ってきたイメージみたいなものがあって、(そのイメージとは違う)新しい自分、違った自分っていうのかな、新しい“可愛い”が見たい!みたいな感じだったと思うんですけど」

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マ「うん」
シ「それを聞いて、もっと引いて違う一面を見せてあげたいって言ってくれてたんですけど……」
マ「今回は……こういう時って基本的にその人自身も見たことない部分を引き出してあげられる可能性を探りたいという気持ちがいつもあって。実はこういうものも似合ったり、意外にこういうことができたり、とか、きっとまだ隠れたものがあると思ってるので」
シ「うんうん」
マ「だからシェンちゃんについてもいろいろな活動を見させてもらって、十分に伝わっているところがあるから、まだ伝わっていない部分をどうやったら引き出せるかなって、まず考えて」
シ「うん」
マ「そうしたら、シェンちゃんのポップな、元気なところよりも大人感というか、でも大人でありながらも誰も真似できないような、何かいい意味での不思議なバランスが出るといいなって思って。そこをね、今回探って、でもそんなに深く考えず、悩まずに……スムーズに思いつきました」
シ「なるほど! 私は、自分の今回の写真を見て、思ったのは……いつもと特別違うことをしてるつもりはないんだけど、いつもより写真に色気があるなって自分で思った」
マ「私がスタイリングする時、実はそんな特別なことをしてないというのはいつもポイントにあって、上がったものが結果的にいつもと違うものにはなっている」
シ「うん」
マ「でも、実は使っているものや、スタイリングに、“いろんな意味でいつもと変わらない気もする”みたいなところに、できるということがいいなと思って。だからシェンちゃんが感じたとおりのことを……私もいつもけっこう探っているから、そう思ってもらえてよかったなって思って」
シ「わぁ~……通じ合った気がしてうれしいなぁ」
マ「いろんなものを身に着けすぎちゃって、いつもの自分じゃなくなって、というのは嫌で。あくまでもシェンちゃんの連載企画でもあるから。見たことのないシェンちゃんで、でも戻ろうと思えばすぐに戻れるような感じにしたかったから、そう感じてもらえてよかったなぁって思った」
シ「いままで、モデルって誰かの芸術を代弁する人だと思っていたんだけど、そうじゃなくて、もう少し自分の素や、エッセンスを取り入れてもいいんだなって」
マ「うんうん! それはすごくよかったなぁ~って思います。テストする時も仕事の時も、着る人に楽しいって思ってもらえることが大事だなと思っていて。着たことのない服だけど、撮影楽しかった、服楽しかった!って思ってもらえることがすごく大事だと考えているので」
シ「うん!」
マ「だた単純にスタイリングしたものを、着せて終わるということは嫌で、せっかくスタイリングしたのなら着る人にも楽しんでほしいし、今日楽しかったーって言ってもらえることをけっこういつも気にしていて」
シ「うんうん」
マ「カメラマンやヘアメイクさんにも楽しんでもらいたいと思ってるから、自分でスタッフを決めた時は、みんなにとって結果的に楽しかったって言ってもらえる撮影にしたいという意識は常に持っている」
シ「すごく……うん、やっぱり楽しかった。何か自信が出る服ってあるよね。出来上がった写真を見た時に、“あ~私ってこういう人になりたいんだ”って思った」
マ「うん」
シ「存在していそうで存在していなさそうな、どこにでもいそうで結局どこにもいないよな、みたいな。あの写真の中での

ゴールドのドレス

を着ている私は

             ↑フィクション
           =========================
                               ↓ノンフィクション


夢中で喋っていたシェンは、ようやく自身の喉がカラカラに
乾いていたことに気が付く。

カラカラはすでにイガイガに変わっている。

ごほごほ、と咳き込みはじめた。

マナさんは静かに
木の音がきしむ小さな椅子から立ち上がる。

お茶っ葉に、とぽとぽ、とお湯を注ぎ足す。

その姿にシェンは胸が躍った。
もっと話していたいと思っていたから。

「ねぇ、
 バスタブに座りながら話さない?」

マナさんはまた静かに行き先を示してくれる。


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Maison Alien / Mana Yamamoto

Latter Half
後半へと続く…

●問い合わせ先:
ピーアールワントーキョー tel:03-5774-1408
ミキオサカベ tel:03-6279-2898
Mana Yamamoto
北海道生まれ。雑誌、広告、カタログ、アーティストなどのスタイリングを手がける。2009年に初の作品展『pleasure land』を開催。14年にKBF PAPER特別編集版 「THE SURGE」をディレクション。19年に作品展『Cześć = Hello』を開催。20年にオンラインギャラリー「SNÖ」をオープン。

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Maison Alien


スペースシップU.F.O.の中に存在する
宇宙人な住民たちが住む「メゾンエイリアン」

スペースシップの住民たちは昼夜問わず
自由研究をしている。

ドアの向こうは時空を移動している。


NO.1111
エンジェルナンバー
「あなたの望みはすぐそこにあります。願望を叶える時です」

photo (title) : TOHRU YUASA, coiffure et maquillage (title) : AYAMI ASANO

田中シェン

鹿児島県出身。英語、中国語、日本語を操るトリリンガル。中学生の時からアメリカで学生生活を送る。大学ではファッションを学び、大手アパレル会社に就職。その後、モデルへ転身。インスタグラムでイラストが人気になり、イラストレーターとしても活動中。国民的キャラクターのちびまる子ちゃんとのコラボレーションも。最近は、NHK大河ドラマ「いだてん~オリムピック噺~」(2019年)にも出演するなど女優活動も開始。連載タイトルのU.F.O.には、U. (Undefined) F. (Free-minded) O. (Open heart)、U (update). F (fashion). O (o’clock)など、さまざまな意味が込められている。

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