【8/3開催】映画『至福のレストラン／三つ星トロワグロ』の先行独占試写会を日仏学院で開催！

巨匠、フレデリック・ワイズマンが三ツ星レストラン「トロワグロ」の秘密に迫る......。映画『至福のレストラン／三つ星トロワグロ』が2024年8月23日より、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。これに先立ち8月3日、東京日仏学院でフィガロジャポン読者限定100名を招待して、トークショー付き先行試写会を開催することが決定した。

親子3代でミシュランの３ツ星を55年間持ちつづけ、グリーンスターに輝くフレンチレストラン「トロワグロ」。2016年にアカデミー賞名誉賞を受賞した94歳の巨匠、フレデリック・ワイズマンは、22年からスタートした撮影と編集を経て完成。第58回全米映画批評家協会賞ノンフィクション映画賞を始め、数々のドキュメンタリー映画賞を受賞している。

これまでも『パリ・オペラ座のすべて』（09年）、『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』（14年）、『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』（17年）、『ボストン市庁舎』（20年）と、舞台芸術、アート、公共施設、福祉といった社会のさまざまな面に目を向けきたワイズマン。彼が今回挑むのは、父・ミシェル・トロワグロの指揮のもとにアーティスティックな腕を振るうセザール、レオのふたりの息子と、レストランからオーベルジュの運営までを監督し彼らを支える母マリー＝ピエール、そして彼らとともに働くスタッフたちの仕事ぶりだ。４時間、BGMなしで彼らの日常を追うという骨太な作品だが、その長尺を感じさせないドラマと、マルシェの活気やワインや精肉、酪農、チーズなどフランス料理に欠かせない世界が凝縮した構成で、あっという間にスクリーンの前で時間が過ぎていく。

先祖から伝えられた料理を進化させながら、未来へと続く「真の美食」が、この映画には詰まっているのだ。

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8/3に開催する先行上映会では、上映終了後に特別ゲストを招いたトークショーを実施する。ゲストは数々の飲食店やワインショップのワインをはじめとするドリンクのセレクトに携わり、同時にワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」で講師を務め、後進の指導にも力を注ぐワインディレクターの田邉公一氏。ソムリエコンクールでの優勝経験も持つ田邉氏のサービスマンとして、そしてワインをはじめとした飲食店に長く携わる知見から、このドキュメンタリーの魅力を語ってもらう。

絵画のような景観の中に立つ、唯一無二のレストラン。トロワグロという「非日常」の世界を、一緒に覗いてみてはいかがだろう？

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