じっくり滞在、アートが身近にあるホテル。 八ヶ岳山麓で、キース・へリングに出合う。

ホテル キーフォレスト 北杜（山梨県・小淵沢）

モニュメントのような建物は、ミラノ国際博覧会の日本館も手がけた建築家・北川原温のデザイン。

小淵沢アートヴィレッジ内にあるこのホテルは、隣接する中村キース・ヘリング美術館の作品と、八ヶ岳山麓の自然を楽しめるように設計された施設だ。モダンな佇まいのホテルにチェックインしたら、まずは美術館へ。闇の展示室から希望の展示室へと誘うアプローチは、キース・ヘリングが放つ強烈なメッセージをダイレクトに体感できるよう構成されたものだ。夜は、ホテル内のスパや国内屈指のウィスキーコレクションで知られるゲストオンリーのバーで、自然とアートが織りなす非日常の空間に浸ってみよう。

パブリックスペースにはさまざまなアーティストの絵画や彫刻が展示されている。

客室は温もりある木目調家具や縄文を思わせるプリミティブなモチーフがちりばめられている。

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『Keith Haring：Humanism・博愛の芸術』展を2020年1月13日まで開催中。「すべての人のためのアート」を貫いた、キース・へリングの作品を紹介する。

※『フィガロジャポン』2019年7月号より抜粋