ローラ・ジェームス・ハーパーが考えるホテルのロビーとは?
Paris 2018.03.06
2階(プルミエ・エタージュ)では、300平米ものスペースにLola James Harper(ローラ・ジェームス・ハーパー)がホテルのロビーをインスタレーション。キャンドル、音楽、写真を揃えた小さなブティックを昨秋パリの9区にオープンし、さらに今年はアコーホテルズとのコラボレーションでパリのある場所(まだ秘密!)にホテルを開く予定がある。それで、このインスタレーションはブランドの創始者レミー・メクダチが理想とするホテルのロビーのいわばプレビューなのだ。ここではピンポン台が欠けているらしいけれど、ヴィンテージのトランクがあちこちに置かれてホテルのロビーといった雰囲気を盛り上げている。
ヴィンテージの家具を揃え、寛ぎ感にあふれたロビー空間。
2月24日の初日から、ロビーのカフェは大盛況。ローラ・ジェームス・ハーパーの特製ブレンド・カフェやティーをラウンジで飲みながら寛ぐ人々の姿に、ホテルの成功間違いなし、といった予感が。ラウンジの隣にはこれぞローラ・ジェームス・ハーパーのホテル!と言わしめるかのように、ミュージック・スタジオが設けられている。実際にそこで演奏して、録音できる、という場所だ。レミーによるワークショップもあるらしい。ブランドの人気商品であるパフューム・キャンドルはもちろん、写真、ロゴ入りのTシャツやパーカー、さらにLAのVenice Ball Leagueとのコラボレーショによるバスケットボールも販売中。
ピンクの壁に並んだバスケットボールは限定品だ。


スウェット、Tシャツ、ポーチなど買いやすいアイテムが揃っている。


写真、香り、音楽の3つの要素はローラ・ジェームス・ハーパーの世界の必需品だ。
ホテルのフロントをイメージしたスーベニア・ショップで、ロゴ入りマグカップや文具などを販売。
ミュージック・スタジオを備えたホテルのロビーが、ボン・マルシェに出現。
réalisation:MARIKO OMURA