パリ 8月のマルシェ『緑のラタトゥイユのコンキリオーニ』

パリのマルシェとレシピ。

パリのマルシェは、まだ閑散としていて、人々がヴァカンスから戻る来週あたりから本格的な再開になりそうです。そこで、5区のMouffetardムフタールの市場通りへ。
こちらも、まだ開いているのは半分くらいですが、今日のテーマは近所の「ジャルダン・デ・プラントでランチを!」と、お土産探索です。

まずは、Censier Dauvantonの駅側から坂を登ります。
角の八百屋では秋の実りの始まり。やっぱり、初物というのは何度見ても有難い気持ちになって、気分が弾むものですね。夏の名残、はしりもの、めぐり来る旬で季節を感じます。

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(左)プルーン、レーヌクロード(緑の小さなプラム)、(中)いちじく、(右)黄金色のミラベルが出てくるのは夏の終わりから秋の始めまでの、ほんの数週間。短い旬を楽しもうと、クラフティ、タルトなどを作ります。

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これも、初物のセップ茸。これから、どんどん出てくるキノコが楽しみです。

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イタリアンのデリDELIZIUS では、美味しそうなラザーニャ、カネロニなどを選んで温めてもらうのも良し! デザートにはリモンチェロのババが。お店の人達はテキパキとしていて、とっても感じが良い。

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壁側にあるトリュフオイルやオリジナルのソース、スパイスなどなど、欲しいものがいっぱい!

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まだオープンして1年足らずというエピスリーL'épicerie Mouffetard オーナーがフランス中から気に入ったものだけを集めたという食材は、素敵なパッケージのものが溢れています。

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チーズも有名なCantal(カンタル)地方のサラミ。

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やっぱり、いつも気になるのは魚屋。ここの魚はモノによりけりですが、悪くない。お惣菜も色々とあります。

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お昼時には行列ができてるパン屋さん。デザート用に夏らしくトロぺジエンヌを買いましょう。

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贅沢だけど、ここのサーモン(www.autourdusaumon.eu)を少し切って貰うのもいい。カラスミやアぺロ用のディップも良いけれど、一番気になるのは、この極上そうなスペインのツナの瓶詰め。

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ここは、Beillevaire(www.beillevaire.com)というチーズ屋さん。美味しそうなチーズもですが、牛の陶器も気になります。
全て真空パックにしてもらえるので、長旅も可能。

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このアソートも、ピクニックやお土産に。

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ウインドウは、夏ならではのロゼ祭り。いいですね"La vie en Rosé "なんて。冷やしてあるものを開けて貰いましょう! このle repaire de Bacchus は、支店がいくつかパリにあるのですが、手頃で美味しいものが揃っています。

他にも、側には人気のパティスリーCarl Marletti や、その隣にはギリシャ料理で有名なMavrommatisのデリが。
さあ、買い物が終わったら、Jardin des plantesをめざします。

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この日のパリは、30度ですが、どんなに暑い日でもここだけは、通り抜ける風が爽やかで気持ち良い! 北側には、島根県の牡丹の園とテーブルがあります。

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ランチの後は、モスケのテラスでミントティーを。青い空と白亜が美しい!

今日は、まだまだ元気な夏野菜でパスタを作ってみました。

■『緑のラタトゥイユのコンキリオーニ(Conchiglioni à la ratatouille verte)』

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材料(6人分)

コンキリオーニ(貝型のパスタ)36個
ズッキーニ 緑        2本
ズッキーニ 黄色       2本(無ければ、緑で)
玉ねぎ            2個
茄子             2本
パプリカ 緑         1~2個
パプリカ 黄色        1~2個
タイム            少々
ニンニク           1片
オリーブ油          大さじ3

コショウ
固形ブイヨン         1個

1.パスタ用のお湯を沸かす
2.ニンニクをみじん切り、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎをさいの目に切る。
3.茄子も同じように切り、水に晒してアクを出してから、水切りしてザルに上げておく。
4.具を準備している間にパスタを茹でる。
5.鍋か、深めのフライパンにオリーブ油、にんにくを入れて点火。弱~中火で炒めて、ゆっくり香りを引き出してから、全ての野菜を炒める。
6.固形ブイヨン、タイムを入れてからフタをして、中火で7~8分煮てから、塩コショウで味を調える。
7.茹で上がったパスタに具を詰めて、器に載せてバジルを飾る。

残ったラタトゥイユは、冷やしても美味しいので、カリッと焼いたパンの上にのせてオリーブ油を振りかければ、簡単なランチやアペリティフになります。
イタリア人の料理家の友人は、パーティーでよくコンキリオーニを使います。中の具は、リコッタチーズの和え物と、濃厚なトマトソースで煮た茄子に松の実をいれた2種類。フィンガーフードにぴったりです。

■Mouffetard(ムフタール)通り商店街
Rue Mouffetard Paris 75005
メトロ)7番線 Censier Daubenton 下車

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