さくらんぼリキュールのマカロン

パリのマルシェとレシピ。

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心躍るような可愛いハートのマカロンは・・・友人宅の"粉もんパーティー"に招かれて、食事の最後に出てきた亭主、手ずからのもの。

マカロンの中から、とろけ出る濃厚なさくらんぼのジャム、杏仁のようなリキュールの香り・・・う~ん、なんとも甘美です!

鮮烈な味わいが幾日も心に残り、とうとう、その亭主に頼んで再現してもらうことにした。亭主=松谷治代さんは、長年に渡って、大阪・あべの辻調理師専門学校で教鞭を執っていた人。

今、彼女が働いているのは、創業1827年のGrand Marnier 社。
ここのシェフは、栄誉あるフランスのMOF(Meilleur Ouvrier de France)国家最優秀職人章を持つNicolas Boussin 氏で、治代さんは、このラボでシェフと共に常にレシピーを開発、ここから最新の情報を世界に発信している。

今日は、バレンタイン用に発案した贅沢なマカロンの秘密を明かしてくれた。

さてさて、プロ・アマ必見ですぞよ~~~~!
(写真1~19は画像をクリックすると拡大します)
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1.到着すると、すでに準備万端のほほ笑み
2.砂糖と水を110℃に沸騰させる
3.それを卵白に加え、色粉も加えて泡立てる
4.粉砂糖、アーモンドパウダーを加えて、まぜまぜ

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5.生地をハート型に絞り・・
6.ピンクのザラメ糖を振りかけて、オーブンへ  
7.ミニハートを絞っていると・・・
8.突然、シェフが登場・・・Oui chef !さすがMOF !

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9.先に用意しておいた、アーモンドのビスキュイの上にのったチェリー・マルニエ漬けのさくらんぼジュレ(もう、ここで既にゴージャスな香りがしてきて、ワクワク!)
10.ハート型に型抜き
11.チン!マカロンが焼き上がった
12.豊かな香りの秘密は、この泣く子もだまるチェリー・マルニエさまなのでした


チェリー・マルニエは、トルコ産の完熟ブラックチェリーを乾燥させてから種ごと砕いて漬け、蒸留したもの。深い味わいがジビエ料理にも合いそうです。

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13.泡立てた生クリームにさくらんぼエキスが入ったカスタード、更にゼラチンとチェリー・マルニエを混ぜ合わせ、ふんわり、もっちりとしたリッチなクリーム
14.焼きあがったおぼこちゃん達が整列
15.内側にクリームをひと塗り
16.たっぷりのさくらんぼをのせる・・・たまりませんな~~~これは、贅沢

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17.そこへ、むっちりをもりもりっと・・ああ~!官能の世界へ、ようこそ~
18.「うふうふ・・」カワイ子ちゃん達、お話ししているようです  
19.私の興奮をよそに「こんなん、できましたけど~!」


さすが、20年以上のキャリア(若く見えるので、フランスでは、5歳から働いていた事になってます!)、余裕の表情で手早く流れるように作業が進む、何よりも彼女がリラックスしていて楽しそう!その仕草や動作に、長年の修練が身についた人、独特の美しさを感じます。

 
日本に帰った際に、浅漬けの素の宣伝を見て思いついたという、グランマルニエ風味の野菜のピクルス。

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©Grand Marnier®

(左)Légumes en aigre doux (右) Sushi évolution


シェフと2人で共同開発したSushi やサラダは、いずれも寿司酢やヴィネグレットソースにグランマルニエを効かせたもの。どれもオリジナルで美しい。

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©Grand Marnier®

(右)Salade fraicheur au crabe et à l'orange (左) 笑顔爆発! beau chef のNicolasさん


食の道に鞍替えしてから、まだまだ至らない私にとって、いつも "おかん"ぶりを如何なく発揮してくれる彼女は、なんとも頼もしい存在であります。

心穏やかで、丁寧な仕事ぶりは、彼女のお人柄そのもの。
なんの驕りもけれん味もない・・・つくづく凄い人だと思う。

今日、一番ありがたく見せて頂いたのは、そういうところ。

"与える人は、受け取る人"この人を見ているとそんな言葉が浮んで来た。

www.grand-marnier.com

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