
ヴェルサイユ宮殿と、宇宙から来たシーズー犬
いぬパリ
こんにちは、吉田パンダです。最近、宇宙っぽいものが好きです←いきなり。いや、昔からそういうものが好きだったんだけど。TVにかじりついてウルトラマンを視聴していた幼少の砌から、そうだったにちがいない。具体的に宇宙っぽいものって何かというと、光の体験だったり、人智を超えたスケールだったり、幾何学的なパターンだったり、いろいろなんですが、この間ヴェルサイユ宮殿にオラファー・エリアソン展を見に行った時も、やたらと宇宙を感じました(←何の説明にもなってない)。
鏡の回廊の奥に設置された、オラファー・エリアソンの作品。
うむ。あきらかにこれは、異次元へ飛ぶワープ装置だな、、、。
作品タイトルは「Your sense of unity」。
「Deep Mirror」
これは向かい側に同じサイズの黒い穴(に見えるもの)があり、光と影を象徴しているようにも、太陽とブラックホールにも見えました。
そしていつもの回廊、、、
いつもの庭園、、、なのですが、何だかミステリーサークルにも見えてきます(笑)。
庭園には水をテーマにした作品がいくつか配置されていました。
中でも目立つのは大運河に設置された巨大な滝。ヴェルサイユに突然、聖なる瀑布が出現!!といった趣です。
そしてこちらが、空飛ぶ不思議な自転車に乗せられたミニチュア・チューバッカ、、ではなくて、
お散歩中の親子のお二人と、シーズー犬のドリー。
ピンクのタオル号がアタシのお気に入り、とドヤ顔ドリー。
「こう見えても、ブラジル生まれなのよ」
奥さんがブラジル出身で、ドリーを連れてフランスに来たそうです。ヴェルサイユの森がお散歩コースなんて、いいですね。
ちなみにこの秋、ヴェルサイユ宮殿監修のマリー・アントワネット展が、東京は森アーツセンターギャラリーで開催されます。
展覧会に関連して、僕も某出版社から刊行される、マリー・アントワネットのムック本を撮影しました。
ご興味のある方は足を運んでみてください。
いつも何か新しいヴェルサイユ宮殿からでした。次回の更新もどうぞお楽しみに。
フォトグラファー
世界の犬とおいしいものを、こよなく愛するフォトグラファー。スタジオ勤務を経て、2000年よりパリに拠点を移す。愛犬は黒いトイプードル。雑誌・広告媒体では吉田タイスケとして、旅、ライフスタイルを中心に幅広く活動。