冬のパリ滞在はエステも大切。だからル・ブーテに泊まる。

PARIS DECO

5つ星ホテルのLe Boutet(ル・ブーテ)。正式名はオテル・パリ・バスティーユ・ル・ブーテ・M・ギャルリー・バイ・ソフィテルと、とても長い。名前にあるように所在地はバスティーユ地区である。

ホテルの建物は1926年のインダストリアル建築で、とってもユニークなのでまずは眺めるのを忘れないように。モザイクタイルの外壁。そこには研磨、ベニヤ板、化粧板などと不思議な言葉が書かれている。というのも、近くを走るサンタントワーヌ通りにはかつて木工職人が多くアトリエを構えていて、この建物は彼らにフランス産や暑い国の木を提供する製材会社だったからだ。戦後40年はスイスのチョコレート会社がここに入り、その後はオフィスビルディングとして使われていた。

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一見の価値がある珍しい外観。

2015年、大改装の末に高級ホテルとしてオープン。合計80室というブティック・ホテルである。建物の歴史にインスパイアされ、アルティザナルタッチを生かした木材が印象的な内装は、インテリアデザイナーであるアストリッド・ディテルランが担当。スイートルーム2室については、有名なデザイン学校であるエコール・ブールに任せる、というおもしろい試みもなされた。どの部屋も床張りの部屋には窓から光が差し込んで、まるでパリのアパルトマンに滞在しているよう。そしてそのアパルトマンの地下に降りると、エステが待っている!というのは、なんとも夢のようでは?

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客室。絨毯ではなくフローリングなので、ホテルというよりアパルトマンに眠る気分が味わえる。

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製材会社だった建物の過去を意識した内装だ。

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シンプルで清潔なバスルーム。

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客室に備えられたコダージュのシャワージェル、シャンプー、リンス、ボディミルク、石鹸。

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朝の目覚めが気持ちよい、朝食ルーム。

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地下にはホテルの宿泊客用に8時から22時まで利用できるハマム、サウナ、プール、フィットネスルームがあり、さらにこの秋に Codage(コダージュ)のスパがオープンした。コダージュはフランスの薬局の伝統と最新のテクノロジーを融合させたスキンケアブランドで、客ひとりひとりの肌に合わせて成分を調合することで知られている。寛ぎ感満点の空間では、このホテルのために開発されたヒマラヤ杉、イトスギといったウッド・エッセンスによるボディマッサージから始まり、ハンドマッサージ、そしてネムノキ樹皮エキスによるフェイシャルケアの75分コースで至福の時間を過ごせる。締めくくりはルイボスティー!

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29℃に保たれた温水プール。雨降りの日はパリ散策せず、ここで一日を過ごす。

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プールの廊下もなかなかおしゃれだ。

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コダージュのスパ。営業は9時〜20時。

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モノクロームでまとめられたモダンなスパ。モザイクタイルが外壁に呼応する。

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ケアを受けるキャビンのインテリアもモノクロームだ。

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スパで商品が気に入ったら、マレにあるコダージュのブティック(8, rue du Trésor 75004 Paris)に足をのばしてみては?

ホテル1階には一日中利用できるレストラン・バーがある。軽食、スナックなどでお腹を満たすことができるし、バーではカクテルはもちろんデトックスジュースやショコラ・ショーなども味わえる。宿泊客以外にも開かれているので、建物の見学がてらここで一服するのもいいだろう。

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1階のバー・レストラン。

大村真理子 Mariko Omura
madameFIGARO.jpコントリビューティングエディター
東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。フリーエディターとして活動した後、「フィガロジャポン」パリ支局長を務める。主な著書は「とっておきパリ左岸ガイド」(玉村豊男氏と共著/中央公論社)、「パリ・オペラ座バレエ物語」(CCCメディアハウス)。

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