25Hoursホテルに泊まれば、ロンドン行きの始発も楽々!

PARIS DECO

2003年にハンブルグに生まれたドイツ発のホテルのチェーンである25hours Hotel(25時間ホテル)。先日パリにも、初の25hours Hotel Terminus Nord(25時間ホテル・テルミニュス・ノール)がオープンした。ユーロスターやタリスの発着駅である北駅から徒歩ゼロ分という立地。つまり、ロンドンやアントワープに行く列車が早朝のとき、威力を発揮するのだ。早朝の暗いパリで地下鉄やタクシーに乗らずに済むって、うれしいことでは? ロンドンやアントワープで目一杯楽しい日を過ごし、最終便でパリに着く、という時にも大いに役立つホテル。“駅前ホテル”と侮るなかれである。

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客室からの北駅の眺め。左の奥にはサクレクール寺院も。北駅周辺には安食堂やファーストフードの店があるけれど、気軽な食事のおすすめはホテル向かいの北駅内にあるFive Guysだ。オバマ元大統領が好きなアメリカ発のハンバーガーチェーン。テイクアウトして、ホテルの部屋でリラックスしながらの食事も簡単にできる。photo:Mariko Omura

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ホテルの建物は1860年の建築物。地下鉄駅もホテルの真ん前にある。工事が完全に終了すると合計237室のホテルになるが、いまはその半数の客室で営業中。photo:Mariko Omura

ホテルが立つ土地にインスピレーションを得るというのが25Hours Hotelの特徴だそうで、北駅があるパリの10区の特色がホテル内に見出せる。たとえば1階はフロントとブティックを兼ねていて、そこで販売されているのはワックスでおなじみのブランドChâteau RougeのTシャツや、アフリカ関連の品。これは近所にグットドールのようなアフリカ人街があることから。またコンゴでダンディーな男達を“サペ”と呼ぶが、そうした一団が界隈にも存在することから、2階のバーはサペ・バーと命名されている。

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エントランスホールのブティック。photo:Mariko Omura

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2階のレストランは、イスラエル料理のNeni(ネニ)。photo:Steve Herud

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2階、レストランの入り口前にカフェ・トラックが! photo:Steve Herud

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サペ・バー。photo:Steve Herud

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コワーキング・スペース。photo:Steve Herud

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2階には、こんな寛ぎのスペースもある。photo:Steve Herud

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客室はサイズがSからXLまで複数あるが、共通するのはホテル界隈のあらゆるカルチャーをミックスしたインテリアでまとめられていることだ。ベッドカバーの布地はアフリカのワックスが使われ、室内に貼られた映画のポスターはこのホテルのためのオリジナルでインドの有名な映画人によるもの。The 25hours Express à Kollywoodなる架空の映画である。ホテルから遠くないラ・シャペル界隈にリトル・ジャフナと呼ばれる南インドのタミル人たちのコミュニティがあることから、映画のタイトルにタミル語のKollywoodが使われているのだそうだ。このホテルに宿泊するだけで、活気にあふれる北駅界隈を散歩している気分が味わえるとは!

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パリに泊まるというより、10区に泊まる、といった感がある室内。ペンキの塗りにむらがある、というような、あえてラフな仕上がりのインテリアだ。photo:Steve Herud

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室料は195(S)〜280(XL)ユーロ。朝食は24ユーロ。photo:Steve Herud

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客室内の装飾品は購入が可能だ。photo:Mariko Omura

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廊下のフロア表示もユニーク。photo:Mariko Omura

25hours Hotel Terminus Nord
12, boulevard de Denain
75010 Paris
www.25hours-hotels.com/fr/hotels/paris/terminus-nord
大村真理子 Mariko Omura
madameFIGARO.jpコントリビューティングエディター
東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。フリーエディターとして活動した後、「フィガロジャポン」パリ支局長を務める。主な著書は「とっておきパリ左岸ガイド」(玉村豊男氏と共著/中央公論社)、「パリ・オペラ座バレエ物語」(CCCメディアハウス)。

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