5区の新しいホテル、ラ・ランテルヌ。

PARIS DECO

地下鉄Maubert-Mutualité駅から徒歩2分くらいの、とても便利な場所にできた新しいホテルLa Lanterne(ラ・ランテルヌ)。この駅、ベトナム料理やタイ料理のレストランに行く時に降りたことがある!という人もいるのでは? 駅の広場には市が立ち、どちらかというと庶民的な界隈だけど、ホテルは地下にプールもあれば、アーユルヴェーダ・スパもあるという42室のブティックホテルだ。

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4ツ星ホテルのラ・ランテルヌ。歩道から一段下がった位置にあるのも、なんだかチャーミング。

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市が立つ、地下鉄モーベール・ミュチュアリテ駅の広場からすぐ近く。

その昔パリの街を照らした街灯(ランテルヌ)がホテルの名前に使われ、さらにインテリアのインスピレーション源ともなっている。ベッドのサイドランプがランタン型で、壁には街灯の版画……というように。室内は全体にグレー系でまとめられ、落ち着いた雰囲気。部屋によっては、よき時代のパリで愛された歌手モーリス・シュヴァリエのリトグラフが飾られ、陽気なパリ気分が演出されている。地上階には緑の中庭があり、そこに面した6部屋の前には椅子とテーブルが。春になったら、そこに座ってぼーっとした時間を過ごすのも悪くないだろう。同じホテルながらメイン館の部屋と異なり、中庭を経由して入る部屋はなんとなく一軒家に宿泊するような別のパリ滞在経験ができそう。 

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内装を任されたのはリヨンのデュオ・デコレーターLes Héritiers(レゼリティエ)。

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街灯が灯る部屋で、眠りながらパリ散策!! 

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18世紀の版画をプリントしたタイルがユニークなバスルーム。

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地下1階のスパフロアには、テクノジムの最新機種をそなえたフィットネスルーム、12世紀の石の壁とアレクサンドル3世橋の写真に囲まれて泳げる逆流式のプール、メタリックタイルに覆われたハマムがゲストのために用意されている。これまでアーユルヴェーダのスパはアジア系のホテルに多く見られたが、ついにフランス系ホテルでも。ラ・ランテルヌのスパはTAAJのプロダクトを使用する。

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石のアーチ型天井の下で泳げるのは、パリならでは!

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洗面所の雫のような蛇口がスタイリッシュだ。

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メタリックシルバーのタイルで覆われた、6名が利用できるハマム。

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TAAJスパのトリートメントキャビン。

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ホテルの建物と隣の建物の壁に囲まれた静かな中庭。

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地上階はエントランスホール、ロビー、朝食ルーム……絵画やヴァロリスの陶器、アンティークのオブジェなど時代もスタイルも異なる品で飾り、滞在客が自宅にいるような気分を味わえる、という趣向である。このフロアではコンシェルジュサービスもホテルの売り物。経験豊富なジャン・エマニュエルが旅行者たちの強い味方となってくれるはず。このホテル、12時から23時30分のルームサービスにも特徴がある。というのも、なんと隣接のブラッスリーL’Annexe(ラネックス)のメニューから料理を選べるのだそうだ。疲れた日の晩や食事をしそびれた晩に、これはうれしい。

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スモールロビー。この向かいにコンシェルジュデスクがある。

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パリのアパルトマンといった寛ぎを演出したスペース。 

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バー・ブラッスリー。朝食もここで取れる。

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中庭に面したミーティングルーム。

La Lanterne
12, rue de la Montagne Sainte Geneviève
75005 Paris
www.hotel-la-lanterne.com
大村真理子 Mariko Omura
madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター
東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。フリーエディターとして活動した後、「フィガロジャポン」パリ支局長を務める。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。

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