MAX MARA 私が私である理由 with マックスマーラ vol.2 俳優、池田エライザ「自分らしさとは、いまできることを積み重ねること」。

Fashion 2025.08.20

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自分らしく人生を歩むすべての女性に向けて、タイムレスで上質なワードローブを届けるマックスマーラ。服はただの装いではなく、その人の個性を映し出す選択。そんな信念のもと、ブランドが讃えてきたのは、本質的な強さを持つ"Remarkable Women"だ。ブランドスピリットと共鳴し、モデル、俳優、映画監督、アーティストとして多彩に活躍しながら、常に自分自身と誠実に向き合う池田エライザが、ファッションを通して自身の変化を語る。

池田エライザを紐解く3つのこと

 

ファッションは自分のアティテュード

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多彩な表現を自在に操り、演じることはもちろん、モデルや映画監督、フォトグラファー、アーティストとしても活躍する池田エライザ。メディアで発せられる彼女の率直な言葉や自然体の魅力が〈縦糸〉だとすれば、それと織りなす〈横糸〉は、自らの感情と真摯に向き合い、それをまるごと受け入れ、愛する内面の強さだ。

「哲学者の本を読むのが好きで、読むたびに『自分が何も知らないことを自覚していることが最強』という言葉が頭をよぎるんです。つい、いろんなことを知っている、わかっている気になってしまいがちだけれど、まだまだ知らないことは世の中にはたくさんある。その反面、『足るを知る』という言葉も好きで、満ち足りている状況を実感することもあります。私の中で、この2つが交互に追いかけっこをするような関係を続けているんです。足りていない部分への渇望と満ち足りているいまを誤魔化さずに客観視して、常にバランスを取っているのかもしれません

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既にいまが100%の状態
ファッションは今日の私を
120%にするもの

そんな自分との向き合い方は、ファッションに対する考え方にも通じている。

「私は子どもの頃から、周りの人たちとの違いをすごく意識していたし、だからこそ"何者かになること"にずっと焦がれてきたような気がします。でもあるとき、『本当は、自分のままで十分に何者かなんだ』って気づいて。そう思えたときに、やっと少し自由になれたというか、肩の力が抜けた。いまは、着飾ることで自分が100%から120%になれるって思いたいんです。ゼロから100ではなく、100%から120%。なぜなら、私は『生きているだけで100%』だと思っているから。そこから『今日はさらに何十パーセントあげちゃおうかな』という感じなんです。ファッションは自分と一緒に頑張ってくれる応援団的な存在。自分の発言をより明確にしてくれる、自分のアティチュードの一部だと思っています」

着る人の個性を引き出すジャケットと

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ジャケット¥326,700、ニットスカート¥163,900、アイウエア¥59,400、シューズ¥141,900/以上マックスマーラ(マックスマーラ ジャパン)

マックスマーラの創業者、アキーレ・マラモッティは1951年の創業当初から「社会で活躍する女性の最強の味方になる」という信念を抱いていた。その時代を見つめる確かな眼差しとともに、マックスマーラのジャケットは進化を続けてきた。では、2025年を生きる池田エライザにとって、ジャケットとはどんな存在なのだろうか。

以前はジャケットに"武装"というイメージを持っていたのですが、最近はそれがなくなってきたんです。単純に『着た自分がかわいく見える』という感覚です。『こういう風に見られたいから』とか、『打ち合わせに行くから着る』といった理由で着ていた自分に対する偏見がなくなったんです。素直に好きと思えるようになった。本当に似合っていて、おしゃれで、そのアイテムに愛着がある。それが、最近の私とジャケットの関係です

そんな彼女が今回袖を通した2つのジャケットは、ブランドを象徴する「オリンピア ジャケット」。柔らかな起毛素材のネイビーと軽やかで上質なピュアキャメル素材、そして凛とした直線的なシルエット。羽織るたびに内なる強さと個を引き出し、どんな立場や年齢の女性にもふさわしい、"Remarkable Women"のためのデザインだ。

着た瞬間に、無理のない形だなと感じました。以前は、自分を別の場所に連れて行ってくれそうな、非日常的なオーバーサイズやシャープなシルエットのジャケットが好きでしたが、最近では自分の内面を映すようなジャケットを選ぶようになりました。ジャケット選びって、どこか友だち作りに似ている気がするんです。『この人は私を強く見せてくれるから仲良くなろう』なんて、打算的に考えない。ただ『好き』『一緒にいたい』『この子といると自分をもっと好きになれる』。そんなふうに、ジャケットにも"相棒"のような感覚があるのかもしれません。ジャケットは、どの年齢の人でも、それぞれのパーソナリティや個性を引き出してくれるものでもあると思うんです。もちろん、何も考えずに着ると他の人と揃ってしまうこともあるけど、自分が本当に好きなものを選べば、ちゃんと"自分"が表れる。それがようやくわかってきた気がします」

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表現し続けることとは

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好奇心を持って
前進し続けることが
自分らしさを作る糧

表現の幅広さからも明らかなように、池田エライザは常に"枠にとらわれない"姿勢を貫いている。自身の内なる欲求や想いに正直でいることこそが、彼女を彼女たらしめているのだ。

お芝居はその役を通して、自分のことを見つめ直して考える時間が作れるというのも面白くて。このお仕事につけていることをありがたく感じます。以前は、将来の夢や目標のこともよく考えていました。でもコロナ禍で先の見通しが立たなくなったとき、予定通りにいかない現実を知って、将来を無理に決めるより、いまできることを積み重ねるほうが自分らしいと思うようになったんです。明確な目標がなくても、好奇心から動いたことが自然と自分の力になっていく。『しなきゃ』ではなく『やってみたい』で動く。それが私のスタンスです

「やってみたい」と取り組んだことには、必ず技術や知識、経験がついてくる。それらを吸収していく過程が、彼女の肉となり骨となり、表現者としての礎を築いている。

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ときめきと直感。内なる声に耳を傾ける

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ジャケット¥246,400、シルクシャツ¥163,900、バミューダパンツ¥134,200、シューズ¥141,900/以上マックスマーラ(マックスマーラ ジャパン) タイツ/スタイリスト私物

「ファッションもそう。ベーシックなものも、やんちゃなアイテムも、カワイイが詰まったものも全部好き。年齢で変化するというよりも、その瞬間に自分がどう感じるかを大切にしています。そのフェーズが面白いと思えたら、その感覚に従って自由に組み合わせてみる。だから、"ときめき"を基準に選ぶことが多いです。ただ、ベースには信頼できるベーシックなアイテムがある。そこがしっかりしているからこそ、思いきり遊べるんです

そんな彼女にとって、マックスマーラはまさに"信頼できる相棒"だ。出合いは19歳の頃。黒いスラックスに心を惹かれた。

「初めて買ったマックスマーラのスラックスはいまも大切に履いています。大胆なシルエットだけど、私を隠さない。筋肉質な脚がコンプレックスだったんですけど、それを引き立ててくれる形に感動しました。母も着ていたので知ってはいましたが、少し大人なイメージもありました。ところが、実際に着てみたら自分の体にぴったりと合った。以来、"ピタッと出合えるブランド"だと思うようになったんです」

現在では、スラックスに加えてサングラス、コート、ニットワンピースなども愛用中。どれも彼女のシルエットを美しく見せてくれる、頼れる存在だという。

「私は身長が170cmあって、丈感が難しいことも多いんですが、そのスラックスは裾がちょうど地面に当たらない絶妙な長さ。洗練された黒もあって、これからもずっと大事にしたい一本です」

MAX MARA
スペシャルサイトへ

問い合わせ先:
マックスマーラ ジャパン
0120-030-535(フリーダイヤル)
https://jp.maxmara.com/
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Elaiza Ikeda
1996年4月16日生まれ、福岡県出身。2011年に『高校デビュー』にて俳優デビュー。主な出演作に『ルームロンダリング』(18)、『貞子』(19)、「FOLLOWERS」(20)、『騙し絵の牙』(21)、『真夜中乙女戦争』(22)、『ハウ』(22)、「DORONJO」(22)、『お前の罪を自白しろ』(23/水田伸生監督)、「地面師たち」(24)、「海に眠るダイヤモンド」(24)などがある。映画監督として『夏、至るころ』(20)と、『MIRRORLIAR FILMS』(22)の「Good night PHOENIX」を手がける。21年8月より、ELAIZA名義で音楽活動を開始。2025年6月17日より、主演ドラマ『舟を編む〜私、辞書つくります〜』(24)の再放送が決定。主演映画『リライト』(25)が、スイスの「2025年ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」のアジアン・コンペティション部門でアジア映画の最優秀観客賞を受賞。

photography: Yusuke Miyazaki(SEPT.) styling: Rena Semba  hair: Shotaro(Sense of Humour) makeup: Rei Fukuoka(W) video director: Akari Eda cinematographer: Callum Hasegawa colorist: Sota Ito interview & text: Rieko Shibazaki

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