Parisienne file.vol.12 カミーユ・シャトレ / ショップマネージャー、女優
着心地と遊び心を纏う、パリジェンヌの週末スタイル。
パリジェンヌファイル
週末は、いつものスタイルに遊びをプラス
「基本的なスタイルは、週中も週末もあまり変わりません。着心地がよくて、コンフォートなスタイルが一番! でもあえて言えば、仕事に行く時はモノトーンを着ることが多いから、ウィークエンドにはチェックやストライプなど遊びのある柄モチーフが多いかな」とカミーユ。
オーバーオールやサロペットでボーイズライクなコーディネートにしたり、チェックが可愛いセットアップや真っ白なドレスで1960年代風のシネマ女優を装ったり。毎朝の気分で、イメージを変えたおしゃれを楽しみます。
「肩だしトップとオーバーオールや、ドレスにコンバースを合わせるなど、ベーシックなアイテムを少しだけエキセントリックに着こなすのが好きなんです。それが自分らしい着こなしだと思うから」
コーディネートのポイントは、ベーシックを着崩すこと
【カットオフデニムでシンプルコーデ】
ZARAのTシャツには、ヴィンテージのオーバーオールで究極なシンプルコーディネートが完成。「レ・アールのエピソードというヴィンテージショップで買ったデニムをショート丈にカットオフして、大好きなヴァンズとあわせました」
【白ドレスはスニーカーでカジュアルダウン】
ユニクロ×ルメールのコラボドレスは、白をセレクトして爽やかに。「着ている自分の気分も、見た目にもフレッシュだから真夏の白は大好きです。レディライクになり過ぎないように、黒のコンバースで辛口に仕上げます」
【夏小物をプラスして、マリンスタイルに】
今シーズントレンドの肩だしトップは、H&Mのもの。パリジェンヌに人気ブランドの"マージュ"で買った細身のサロペットと、ヴィンテージのマリン帽を合わせて、「真夏のマリンルック」がテーマのコーディネート。
【チェック柄はヴィンテージ気分で】
ブラック×ホワイトのギンガムチェックが1960年代風のセットアップは、3年前にZARAで購入して以来、毎年お気に入りのアイテム。厚底のレースアップシューズを合わせるのが、今年の気分!
リヨン生まれの25歳。フランス最高峰と評されるリールのEDHECビジネススクールを卒業後、シャネルをはじめとする、モードのグランメゾンでコミュニケーションとしてキャリアをスタート。2016年9月からUNIQLOのショップマネージャーに就任。また、エージェントに所属し、女優としても活躍中。
photos:AYUMI SHINO, réalisation:HIROKO SUZUKI