Parisienne file.vol.22 シリエル・ルブルトン/スタイリスト、女優、モデル
リングにピアス、パリジェンヌのアクセサリー事情は?
パリジェンヌファイル
パリの女の子たちはアクセサリー使いがとても上手です。
繊細なゴールドのリングをレイアウトしたり、グリグリと呼ばれるお護りをチャームにしたネックレスやバングルをシンプルなデザインと重ねたり。
いつも身に着けているものや、夜遊びに着けていくものなど、TPOによって使い分けることも多いけれど、アクセサリーは、パリジェンヌのおしゃれに欠かせない重要なアイテムです。
個性的なアレンジなどちょっとした工夫で、自由に自分らしさを作ります。
自称ビジューコレクターというほどアクセが好きなシリエルは、リセの頃からお気に入りを集めています。
特にリングは、華奢なデザインを重ねて着けるのが好きなのだとか。
「でも、最近はピアスにも凝ってるの。大ぶりなデザインを片耳だけアシンメトリーにつけるのが、マイブームなんです。フェイスラインに沿って動くたびにゆらゆらと揺れるピアスは、究極のフェミニニティを感じられるアイテムだから」
大ぶりピアスが今季らしい、パリジェンヌのピアスコレクション。
【ピンクのお花】
「フェミニンなピンクのお花は、着けるだけで気分があがります!」メタリックの硬質な素材だから、甘くなり過ぎないのがポイントです。
【顔のピアス】
現代アート作品のようなフェイスラインがユニークなデザイン。「スタイリストの仕事の貸し出し中に出合って、即買い。一見重そうに見えるけれど、とても軽くてつけやすいところもお気に入りです」
【鳥のピアス】
去年の夏に親友の結婚式のために購入したそう。白のシンプルなブラウスにベビーブルーのスパンコールのミニスカートというスタイルだったから、このピアスがアクセントになって、華やかさを添えてくれました」
【フリンジのピアス】
先週買ったばかりのこのピアスは、マンゴのもの。海、ビーチ、太陽を連想させるデザインで、ひと足早いバカンス気分が味わえます。
スタイリスト、女優、モデル
パリうまれの28歳。大学で文学を専攻した後、演劇コースに進み、舞台を中心に女優、またモデルとして活躍。2年前からスタイリストも兼業し、フランス大手百貨店や、グランメゾンの広告も手掛けている。
photos:MANABU MATSUNAGA, réalisation:HIROKO SUZUKI