Parisienne file.vol.23 クレモンティーヌ・マシャド/歌手
ハンサムな着こなしが気分、パリジェンヌ夏のおでかけスタイル。
パリジェンヌファイル
「ブロガーやインスタグラマーのリアルファッションを参考にしながら、自分流のおしゃれのイメージをしっかりと固めます。それからショッピングするのがいつものパターン。でも、実際にお店を廻る前に、まずはネットで検索。最近asos.frがお気に入りで、このサイトはしょっちゅうチェックして新作をゲットしています」
いつもは爽やかなスカイブルーが自分の瞳や肌の色と合うので、夏の定番カラーにしているというクレモンティーヌ。
「でも、今年は鮮やかなプリントものやシャープなモノトーンで、軽やかで印象的なスタイルに挑戦したいですね。そして、今年はさらりと一枚で絵になるワンピースやチュニックだけではなくて、あえてメンズライクにシャツ＋スポーツタイプのスウェットや、ライン入りのシガレットパンツで、きりっとしたハンサムな着こなしがムードです」
色や柄をアクセントに、陽射しを楽しむ夏スタイル。
【夏のオールホワイト・スタイル】
パリジェンヌ＝黒のイメージが強いけれど、時には、潔くオールホワイトのスタイルが好きだというクレモンティーヌ。花柄がキュートなアクセントのパンツと、ラッフルショルダーのブラウスは、サイトで購入したOMWEのもの。サンダルはスペインブランドのベルシュ・Ka。
【スポーツカジュアルはエレガントに】
ボーイフレンドからプレゼントされたヴァレンティノのスニーカーがこの日の主役。ZARAのスウェットパンツで足元とボトムはスポーティにまとめつつ、ボタニカル柄のフェミニンなトップで、ワンランク上のコントラストを目指します。
【コンビネゾンは男の子っぽく】
スペインブランドのベルシュ・Kaのコンビネゾンにコンバースを合わせたシンプルなスタイル。「ときどき男の子みたいにバッグも持たずに身軽に出掛けたくなるんです(笑）そんな日は、真っ赤なリップとヴィンテージのサングラスがアクセサリー代わり」
【パリシックな黒の着こなし】
大胆な花プリントのブラウスはnewyorkerのオンラインで購入した、この夏いちばんのお気に入りだそう。「シフォン素材で肌触りがいいのと、ダイナミックなプリントが印象的で気に入っています。ディナーやソワレには、ZARAのシガレットパンツをあわせて、シックにまとめます」
パリ13区生まれ。パリ8大学で文学を勉強しながら、演技のプライベートレッスンを受講。卒業後に、5区のプライベートスクールで声楽と演劇を学んだ。現在は歌手として活動中で、TVの世界的オーディション番組への予選に合格し、来年には出場が決定している。ボーイフレンドと三毛猫のリロとの3人暮らし。
photos：YUSUKE KINAKA, réalisation：HIROKO SUZUKI
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