Parisienne file.vol.39 アンヌ=ヴィクトワール・ルフェーヴル/アパレルディレクター
シューズラバーなパリジェンヌの冬スタイル。
パリジェンヌファイル
モードなパリジェンヌのリアルなスタイルを紹介する連載、パリジェンヌファイル。今回は、台湾生まれのパリ育ち、アンヌ=ヴィクトワールが登場。1回目は彼女の定番、フェイバリットスタイル。
日本でも人気のパリ発信の靴ブランド「ミッシェル・ヴィヴィアン」でコマーシャルディレクターを務めるアンヌ=ヴィクトワール。自他ともに認めるシューズラバーな彼女のスタイリング、要となるのはもちろん足元。
「シーズンはじめにまずは履きたい靴を選ぶわ。今季の一足目は迷わずロングブーツをチョイス。ミモレ丈のドレスや、クロップトパンツに合わせたいと考えているの。ほかにもグレーとベージュのニュアンスカラーのコンビがアクセントのデザインや、久しぶりに編み上げタイプも気になっている。クラシックなデザインだからこそ、ニット×ワイドパンツと合わせたり、抜けのあるモダンなコーディネートでオリジナルな着こなしを楽しむ予定よ」
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シューズが主役、お気に入りコーディネート。
お気に入りのコペンハーゲンのブランドGANNI(ガニー)のドレスは、ふんわりとした袖が好みで購入。ミッシェル・ヴィヴィアンのブーツは白をチョイスして、モードな気分をアップ。
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「パンツはハイウエスト&ワイドシルエットが好き」。アメリカブランド、レイチェル・コーミーのパンツにミッシェル・ヴィヴィアンの編み上げブーツをスタイリング。
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キッズ用Schott(ショット)のボンバージャケットでコンパクトなトップスタイル。スペインブランドPaloma Wool(パロマウール)のパンツ×ユニクロのタートルという装いには、ベージュ、イエロー&グレーの3色使いのミッシェル・ヴィヴィアンのブーツがポイント。
台湾生まれ、パリ育ちの32歳。広報やPR、コミュニケーションの有名校EFAPに入学。卒業後はモスキーノのプレス、パリ発のオーダーメイドのバッグブランド「ラコントリー」でデザインアシスタントを務める。2017年よりシューズブランド「ミッシェル・ヴィヴィアン」でコマーシャルディレクターに就任。
Instagram:@vikilefevre
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photos:MANABU MATSUNAGA, réalisation : HIROKO SUZUKI