Parisienne file.vol.39 アンヌ=ヴィクトワール・ルフェーヴル/アパレルディレクター

パリジェンヌ流、ヴィンテージの着こなし方。

パリジェンヌファイル

モードなパリジェンヌのリアルなスタイルを紹介する連載、パリジェンヌファイル。今回は、台湾生まれのパリ育ち、アンヌ=ヴィクトワールが登場。2回目はマイヴィンテージアイテムを披露。

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「モードは時代の繰り返し。だから、1970年代のロックTシャツや、80年代のオーバーサイズジャケットとか、ヴィンテージを着るといろいろな時の流れを感じられるのが、とても楽しいわ。国が違うとヴィンテージのアイテムも違うから、旅先では必ずお店やフリーマーケットをチェック。特にロックなエスプリのアメリカンヴィンテージが好きなの。希少性の高いコレクターズアイテムが見つかったり、ヴィンテージには一期一会の楽しみがある。世界でたったひとつだけのユニークピース、そして比較的コスパがよくて、値段が手頃なのもうれしい。自分流オシャレを作るためにヴィンテージを上手に活用する。それこそが本物のパリジェンヌスタイルなのよ」

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ヴィンテージを自分好みに。

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10年ほど前にNYのヴィンテージショップで見つけたメンズTシャツ。あえてオーバーサイズのTシャツにペンシルスカートやミニスカートを合わせるのがお気に入り。

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パリ11区のヴィッドグルニエ(古物市)で5年ほど前に購入したレザージャケットは、袖の長さ、ジャケットの丈などすべてを自分好みにリメイクして、オリジナルな一点に。

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クロコダイルのプチバッグは、3年前にヴァカンスで行った南アフリカのヴィンテージショップで買ったもの。サイズ感と使い込まれた光沢がお気に入りの理由。

Anne-Victoire Lefevre
台湾生まれ、パリ育ちの32歳。広報やPR、コミュニケーションの有名校EFAPに入学。卒業後はモスキーノのプレス、パリ発のオーダーメイドのバッグブランド「ラコントリー」でデザインアシスタントを務める。2017年よりシューズブランド「ミッシェル・ヴィヴィアン」でコマーシャルディレクターに就任。
Instagram:@vikilefevre

 

Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photos:MANABU MATSUNAGA, réalisation : HIROKO SUZUKI

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