Parisienne file vol. 44ミリアム・ギザニ/起業準備中

ヴィンテージ好きな、パリジェンヌの夏スタイル。

パリジェンヌファイル

リに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は子どもの頃からファッションが大好きというミミことミリアムが登場。

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ワードローブの90%は、ヴィンテージアイテムというミリアム。コレージュ(中学校)の頃からママが若い時に着ていた服をベルト使いや、スカート丈をカットして自分流にアレンジ。その日の気分でスタイリングを楽しみながら学校へ通っていたという生粋のモードラバーだった彼女は、大人になってさらにヴィンテージ愛がヒートアップしているそうです。
「トレンドに興味ないわ。それよりも自分らしさのある着こなしが好きなの。しっかりとした縫製と素材の良さがフレンチヴィンテージの醍醐味。小物使いで、旬を感じるア・ラ・モードなコーディネートを楽しんでいるわ」
最近はもっぱらメンズタッチの装いがムード。ジーンズやカラフルな柄パンツで初夏のスタイルを紹介してくれました。

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大胆な色柄合わせで、ポジティブな夏。

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ふんわり袖のクロエの白ブラウスに、カラフル柄のヴェルサーチェのパンツを合わせて。フランス領のレユニオン島土産のパニエと、マンゴのサンダルで赤を利かせたスタイリング。

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1990年代のイタリア製のメンズジャケットにフルーツ柄のトップとユニクロのデニムをコーディネート。ヴィンテージのベルトとグッチのモカシンのゴールド小物をアクセントに。
「おじさん風ルックだからあえてバッグは持たずに、ポケットに携帯だけ入れて歩くのが好き」

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ポロ ラルフ ローレンのシャツはビッグサイズでチュニック風な一枚。トミー ヒルフィルガーのメンズデニムとウエスタンブーツでアメリカンガールな雰囲気に。バッグはインドで購入。

Myriam Guizani
パリ18区モンマルトル生まれの25歳。子どもの頃からファッションが好きで、7区の職業専門高校アルベール・ドゥ・ムンでモードデザインとパターンを専攻。その後、LISAAパリ・応用芸術デザインスクールへ進学し、グラフィックデザインと絵画を学ぶ。卒業後はイヴ サンローランで販売促進や営業アシスタントを担当。現在は起業のために準備に追われる日々。
Instagram:@mimiguizani
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photos:MANA KIKUTA, réalisation : HIROKO SUZUKI

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