期間限定! バスク地方の「おいしい」が、左岸のグランド・エピスリィに大集合。

Paris

8月23日までデパートのボン・マルシェで『MUXU MUXU bisous bisous(ムシュ ムシュ ビズ ビズ)』展が開催されている。ムシュとはバスク語で“bisou(キス)”という意味だ。本館の魅惑溢れるイベントについては後で紹介するとして、まずはこの期間中、食料品館グランド・エピスリィで販売しているフランスおよびスペインのバスク地方からの厳選品を紹介しよう。こちらは6月3日まで。

大バスク展を開催中のボン・マルシェ。
左:本館も食料品館もウィンドウも、大量の唐辛子の装飾。緑と赤のバスクカラーも店内に溢れる。 右:Adioのソース、ビルバオのグルテンフリーのポテトチップス、バスク地方おなじみキントア豚のコンフィのペースト。Karmelo Tojaの塩加減が抜群のアンチョビなどバスクの銘品が見つかる。photography: Mariko Omura

売り場を染めるのはもちろん民族旗でおなじみのバスクカラーの緑と赤。地方を代表する数々のメゾンの名品からセレクションされた食料品は幅広く、飲み物、海の幸、山の幸、乾き物……。さらに、バスク地方のガストロノミー界に吹く新風にも注目し、新しいブランドからバスク地方のソーセージのラビオリIrina、ジンジャービールOlatu、スパイシーソースAdioなどパリでは日頃入手しずらい味も集められている。さらにグランド・エピスリィのオリジナルとして、バスク地方のチーズを使ったチーズケーキもあれば、ペキロス(赤ピーマン)とヘーゼルナッツとエルプレットのピーマン入りというこれ以上ないというほどバスクを山盛りした田舎パンも。

  • MAISON AROSTEGUYより。ブラックチェリーのジャムはバスクのテキスタイルで有名なJean Vierとのコラボレーション・ボトル入り。MAISON AROSTEGUY X JEAN VIER 13.30ユーロ。

  • MAISON AROSTEGUYより。エスプレットのピーマン入り塩の華。13.40ユーロ。

  • Albizabalの楊枝(ピンチョス)に刺したアンチョビのマリネ。9.90ユーロ。

  • フランボワーズのリキュール Biarritz Bohheur。26.90ユーロ。

  • Kupelaの超ドライなシードル。3.90ユーロ。

  • Le béret Basque は1877年創業のMaytéによるエスプレット産ピーマン入りチーズ。

  • 魚介のパエリア・ブイヨン。4.90ユーロ。

  • Arkaのキントア豚のハム。14.50ユーロ/100グラム。

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またこの食品フェアに合わせてポップアップの開催も。5月13日から6月3日まではバスク地方サン・ジャン・ドゥ・リュズからマカロンの老舗La Maison Adamがグランド・エピスリィで限定品を販売する。クリームとチェリーの2つの味のガトー・バスク、タルチーヌ・ペースト、そして新作のくまさんマシュマロ。この機会は逃せないだろう。また、5月11日までグランド・エピスリィの外のキヨスクで、人気のPépite cookieがチェリー味のガトー・バスクにインスパイアされたクッキーを販売中だ。

バスク地方という名前に思い浮かぶのはフランスならビアリッツ、スペインはビルバオだろうか。旅した気分で、思いっきり味のお買い物をしてみては?

左:Pépite Cookieのガトー・バスクにインスパイアされたクッキー。5月11日まで。 右:Maison Adamのバスク風マカロン。5月13〜6月3日まで販売。

La Grande Epicerie de Paris
38, rue de Sèvres
75007 Paris
営)8:30~21:00(月~土)、10:00~20:00(日)
無休
https://www.lagrandeepicerie.com/fr
@lagrandeepicerie

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大村 真理子

madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター

東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。2006年から「フィガロジャポン」パリ支局長を務めた後、フリーエディター活動を再開。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。