バレエダンサー飯島望未が語る、プチバトーとパリ・オペラ座の限定コレクションの魅力。

プチバトーが、世界最高峰の舞台芸術機関であるパリ・オペラ座とのカプセルコラボコレクションの発売を記念し、バレエダンサーの飯島望未をゲストに迎えたトークイベントを4月28日(火)に開催。進行役の舞踊評論家で共立女子大学の岡見さえ教授とともに、1669年創立の歴史を持つパリ・オペラ座バレエ団にフォーカスしながら、1893年に誕生して以来、“自由な動き”を追求してきたプチバトーとの共通点と、本コラボコレクションの魅力についてトークセッションが繰り広げられた。

まず前置きとして、岡見教授はフランスでバレエが生まれた背景や、現在に至るまでのパリ・オペラ座バレエ団を取り巻く状況について解説。パリ・オペラ座バレエ団といえば、古典だけでなく、積極的に話題の振付家による新作を上演することで知られているが、そのように伝統を大切にしながらも革新を取り入れていく同団のスタンスは、自由な動きを大切にして、子どもたちの毎日に寄り添う服作りを続けてきたプチバトーの洋服にも共通点を見出すことができる。
たとえばプチバトーといえば、100年以上前に長い下着をカットしてプチ・キュロット(ショーツ)を発明したというエピソードが有名だが、こういったプチバトーが追求してきた動きを制限しない服作りは、時代を超えて受け継がれ、本コレクションにも色濃く反映されている。

ガルニエ宮のシンボルが、軽やかな2種類のプリントに。
「動きの自由」をテーマに、バレエと子どもたちのしなやかな身体表現の融合を試みた本コレクションで核となるのは、ガルニエ宮の象徴であるシャガールの天井画にインスピレーションを得たプリントだ。パリの街角をモチーフにしたリズミカルな水彩画のタッチについて、飯島は「遊び心のある手描き風の文字や、ガルニエ宮のディテールが描かれていて、わくわくするデザイン」とコメントし、中でも「チュールスカートがすごくかわいいワンピースは、大人でも着たいくらい」と絶賛。

心地よさはそのままに、バレエのエッセンスをプラス。
また飯島は、実際にプチバトーを愛用するひとりの母親としての視点から、プチバトーについて「息子にも着させていますが、とにかく肌触りと着心地がすごく良くて、洗うほどに肌にしっくり馴染みます。何代にもわたって受け継いでいけるクオリティがプチバトーの素晴らしいところ」と、深い信頼を寄せた。またメゾンの変化を恐れない姿勢については、「デザインが新しくなっていくのはオペラ座も一緒で、伝統を守りつつ変化を出している。変わらないもののために変わっていくブランド」と分析する場面も。
さらに服の選び方については、「自分の身体の良さが綺麗に見せられるデザインのもの」にこだわっていると言及。この日は、レディース展開するネイビーのボディスーツとお揃いのカシュクールを着用していたが、「柔らかくて着心地がとてもいいけれど、生地がしっかりしているから高級感もあります。襟元の開き方がとてもバレエっぽいですが、誰が着てもデコルテを綺麗に見せられるように計算されたカットになっている」と、プロのダンサーとしての審美眼を交えてコメントしてくれた。なるほど、シルエットが際立つ上に、日常のどんな動きにも寄り添ってくれるウエアを纏えば、バレエの優雅さをもっと身近に楽しむことができそうだ。


本コレクションはベビー、キッズ、そしてウィメンズまで幅広い展開で構成されているが、バレエという伝統文化がプチバトーの服と融合したことで、芸術が日々の暮らしに溶け込み、あらゆる動作や所作においてそのエッセンスを感じ取ることができるだろう。日常に息づく生きたヘリテージを家族皆で共有したい。
飯島望未
大阪市出身。6歳からバレエを始める。15歳で単身渡米し、ヒューストン・バレエ団と契約後、プリンシパルとして活動。2021年に帰国後は、Kバレエ カンパニーに所属。プリンシパルとして絶大な人気を誇ったが、出産を経て、昨年末に退団。2026年7月に韓国のガラ公演での舞台復帰を皮切りに、国内でも今夏『BALLET TheNewClassic2026』に出演決定。バレエの枠にとどまらず、ファッション分野でも幅広く活躍する。
問い合わせ先
プチバトー・カスタマーセンター
0120-190-770(フリーダイヤル)
https://www.petit-bateau.co.jp/
- text: Eri Arimoto