パリ7区にオープンした「ブリオシェット」。食いしん坊のための可愛いニューアドレス。
看板の王冠をかぶったブリオッシュがチャーミング! これだけで、もうノックアウトされてしまう。9月9日、7区にブリオッシュ専門店「Briochette(ブリオシェット)」がオープンした。このロゴに始まり、パン焼き職人やブリオッシュなどが並ぶオリジナルの壁紙をデザインし、またケーキ型や麦で飾ったウィンドウ・ディスプレイも担当したのはコルデリア・ドゥ・カステラーヌだ。自身のデザインスタジオを構え、彼女はインテリア・デザイナーとしても活躍している。ブリオシェットはコルデリアの長男で、プライベートディナーやイベント料理などを手掛けるスタニスラス・ランヴァン(@maison_stanislas_lanvin)がアソシエートのコンスタン・モナンとともに開いた店である。



ブリオシェットでは、“la parisienne(ラ・パリジェンヌ)”と呼ばれるブリオッシュと、折り込み生地のパフ・ブリオッシュ“la feuilletée(ラ・フォイユテ)”の2種が基本。ノルマンディーの生バター、ビオの卵、小麦粉はヴィエノワズリーに適したファリーヌ・グリュオゥなど 、“おいしい”を追求した材料を使用。ブティックの下に工房があり、お店に並ぶのは常に焼きたての味だ。“la parisienne”にはプレーン、そしてブルボン・バニラやフワンボワーズのジャムなど甘いクリームを詰めたタイプが。“la feuilletée”はプレーンと、クロックムッシュのようにチーズ&ハム×マスタードを挟んだL’Incroyable(驚くべき女性)、ストラチァテラ×トマト×バジリコのペストを挟んだI’Ingrate(恩知らずの女性)、スモーク・サーモン×生クリーム×チャービルを挟んだLa Paresseuse(怠惰な女性)と遊んだ名がつけられた料理タイプがある。スタニスラスの料理人としての腕が生きた味だ。これはボリュームもあるのでランチ、おやつ、早めのディナーにぴったり。なお、こちらは季節の素材を用いているので、もうじきL’ingrateが消え、それに代わってフォアグラなどを挟んだサンドが登場するという。ちなみに、その名はLa Merveilleuse(素晴らしい女性)!



オープンしてまだ間もないけれど、すでに常連客もいるそうだ。この界隈、他にもパン屋さんはあるけれど、ほの甘いバターの味がくせになるブリオッシュはブリオッシェットならでは。一度口にした人の心を溶かしてしまうのだ。最高に魅力的なパリのホットアドレスと言える。

Briochette
38, rue de Varenne
75007 Paris
営)9:00〜18:30(火~土)、9:00〜12:00(日)
休)月
@briochette_paris