ハリー王子に抱きついて離れない少女。思わず笑顔になるふたりの交流が話題に。
9月21日(月)、ロンドンで開催された「ウェルチャイルド・アワード」に出席したハリー王子は、受賞した少女の妹と心温まるひとときを過ごし、自身の子どもたちについても語った。
重い病気を抱える子どもたちを支援するチャリティーイベント「ウェルチャイルド・アワード」の授賞式で、心温まるひと幕があった。6歳のマーゴット・ジョーンズ=ビリントンに賞を手渡していたハリー王子のもとに、妹のアデレイがステージに上がってきた。スパンコールをあしらった青いドレスを着たアデレイは、そのままハリー王子の腕の中に飛び込み、離れようとしなかった。そんなアデレイの熱烈な歓迎を受け、ハリー王子は抱擁を終わらせようとはせず、彼女のそばに寄り添い続けた。ロンドンのロイヤル・ランカスター・ホテルで行われた授賞式で撮影されたこの場面は、SNSで大きな反響を呼んだ。あるユーザーは、この動画を見て「涙がこぼれそうになった」とコメントしている。
その少し前、ハリー王子はマーゴットの靴に気づき、「触ってもいい?」と尋ねていた。靴にスパンコールがあしらわれているのを見て、「わあ!」と声を上げる一幕も。その後、王子はマーゴットに自身の子どもたちについて語った。「僕には7歳と5歳の男の子と女の子がいるんだ。娘はスパンコールが大好きで、ピンクも大好きなんだ。いちばん好きな色なんだよ」と、リリベットについて説明した。マーゴットはハリー王子に誕生日カードも持参していた。続いて、妹のアデレイがハリー王子のところへやってきて、ハグをした。
ダイアナ妃との比較
マーゴットは、4~6歳部門の「インスピレーショナル・チャイルド賞」を受け取るために会場を訪れた。ウェルチャイルドによると、少女は生後20か月のときに脳出血と脳卒中を経験し、一命を取り留めた。現在は、複数の複雑な疾患を抱えながら暮らしている。同団体は彼女について、音楽やミュージカルが好きで、家族の前でパフォーマンスを披露することを楽しむ、生命力にあふれた6歳の少女だと紹介している。授賞式に先立ち、ハリー王子はロンドンで開かれたレセプションに出席し、各部門の受賞者とその家族らと交流した。
元軍人であるハリー王子の振る舞いに反応したネットユーザーもおり、母親のダイアナ妃との共通点を指摘する声が上がった。「ハリー王子は、母親と同じように、いままさに誰とでも心を通わせている」と、あるユーザーは書き込んだ。また、「ダイアナそのものだ」と表現する人もいた。ダイアナ妃は、公務で人々と接する際、時間をかけて会話をし、出会った人々に触れたりする姿で知られていた。

1989年、ニューヨークのハーレム病院を訪問した際、ダイアナ妃はエイズを患っていた7歳の少年を抱きしめた。『ロサンゼルス・タイムズ』によると、ダイアナ妃は少年を抱き上げ、数分間にわたって寄り添い、慰めたという。ハリー王子もまた、長年にわたり「ウェルチャイルド」を通じて、病気を抱える子どもたちへの支援に力を注いできた。2007年から同団体のパトロンを務めており、今回で16回目となる年次授賞式にも出席した。今年も授賞式に先立ち、受賞した子どもたちとその家族に会った。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Lovelly Ndinga Ikobo (madame.lefigaro.fr)
- translation: Hanae Yamaguchi