2024年 第77回カンヌ国際映画祭

【毎日更新】第77回カンヌ国際映画祭2日目、「マッドマックス」最新作の登場にクロワゼットが熱狂!

Culture

大階段2日目。ジョージ・ミラー監督の映画『マッドマックス:フュリオサ』チームがパレ・デ・フェスティバルの大階段に登場、アニャ・テイラー=ジョイやクリス・ヘムズワースらが注目を集めた。この他、フランス人女優ジュディット・ゴドレーシュも現れた。

アニャ・テイラー=ジョイ。(カンヌ、2024年5月15日)  photography: Getty Images

2日目は話題のSF映画の登場だ。5月15日のクロワゼットのレッドカーペット。待ち構えるジャーナリストやカメラマンの前に、ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス:フュリオサ』のチームが登場した。メインキャストのひとりはアニャ・テイラー=ジョイ、ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」などで今、もっとも注目される女優のひとりだ。フラッシュを浴びながら、ロマンティックなビスチェドレスを纏っていつものように堂々と登場した。かたわらには共演者のトム・バークとクリス・ヘムズワースがいる。クリスは妻のエルサ・パタキーを伴っていた。

荒廃した近未来世界を西部劇タッチで描く「マッドマックス」シリーズの最新作『マッドマックス:フュリオサ』は、前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から9年ぶりとなる。今回は前作でシャーリーズ・セロンが演じたキーパーソン、フュリオサをアニャ・テイラー=ジョイが演じる。これで5作目となる同シリーズの第1弾が誕生したのは1979年、主演はメル・ギブソンだった。1985年の第3作には歌手ティナ・ターナーが出演し、主題歌も歌っている。上映会にはフランスとハリウッドのスターたちがこぞってやってきた。シンプルでエレガントなドレスに身を包んだレイラ・ベクティや、審査員を今年務めるエヴァ・グリーン、そしてエルザ・ジルベルスタインらが姿を見せ、モデルのナオミ・キャンベルも幾何学モチーフのやや透けるドレスで登場した。

ジュディット・ゴドレーシュと娘

ゴドレーシュがパレ・デ・フェスティバルの前で両手を唇に当てると、同映画のチーム全員がそれに倣った。

映画界に蔓延する性差別的な性的暴力や、それを黙認する風潮を告発する強いジェスチャーだ。今回のカンヌ国際映画祭が、#Me Tooの嵐が吹き荒れるなかで始まったことを考えると、非常にシンボリックでさえある。5月13日付けの「エル」誌は、9名の女性がフランス人プロデューサー、アラン・サルドをハラスメント、性的暴行とレイプで告発したという調査結果を発表した。これに先立つ4月には、ラジオ局「フランス・アンフォ」により、10人の女優が、フランス人映画製作者フィリップ・ロワレの不適切な行為を告発したことが報じられている。

2日目の日中には、コンペティション部門出品作品の『Diamant Brut(Wild Diamond)』も上映された。アガット・リダンジェール監督初の長編映画で、リアリティー番組に出演するためなら手段を選ばないひとりの若い女性を描いている。出演者はマルー・クビジ、イディール・アズグリとアンドレア・ベスコン。アンドレア・ベスコンはダンサー、女優、映画監督(『リトル・ティックルズ』フランス公開2018年作品)として活躍しており、インスタグラムアカウント@andrea_bescondで女性に対する暴力や公的機関の無策を糾弾するショートメッセージを定期的に投稿している。今日は猛烈に女性の日だった。

【写真】5月15日水曜日も大盛況

『マッドマックス:フュリオサ』チーム(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

アニャ・テイラー=ジョイ(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

ロカヤ・ディアロ(カンヌ、2024年5月15日)

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ジュディット・ゴドレーシュ監督の短編映画『Moi aussi(Me too)』チーム。(カンヌ、2024年5月15日)

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エルザ・ジルベルスタイン(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

エヴァ・グリーン(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

シンディ・ブルーナ(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

ダフネ・ブルキ(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

バズ・ラーマン(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

イリス・ミトゥネール(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

エルザ・ジルベルスタイン(カンヌ、2024年5月15日)

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エルサ・パタキー、クリス・ヘムズワース、ジョージ・ミラー。(カンヌ、2024年5月15日)

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マッキンジー・ロス、リアム・ダナウェイ・オニール、フェイ・ダナウェイ、ローラン・ブーズロー。(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

ニッキー・ドール(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

パオロ・ベンツィとテレサ・マンニーノ。(カンヌ、2024年5月15日)

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ダフネ・ブルキ(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

ジュディット・ゴドレーシュと娘のテス・バルテレミー、そして『Moi aussi(Me too)』のチーム。(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

ピアニストのラン・ラン。(カンヌ、2024年5月15日)

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ショパールのジュエリーを着用した、グレタ・ガーウィグ。(カンヌ、2024年5月15日)

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エルサ・パタキー、クリス・ヘムズワース、そして、アニャ・テイラー=ジョイ。(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

ヴィッキー・クリープス(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

イリス・ミトゥネール(カンヌ、2024年5月15日)

photography: Getty Images

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text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/culture/240516-festival-de-cannes-02.html