ユーゴ・マルシャンなどダンサーたちの動き、ダンスの優美に目を奪われる写真展へ。

Paris
Ann Ray撮影『Flower』。2016年。© Ann Ray / LA GALERIE DE L’INSTANT

マレ地区のラ・ギャラリー・ドゥ・ランスタンでは2年前に『Corps et Ame』と題して、シルヴィー・ギエムをメインにダンサーたちの写真を展示販売した。ギャラリー創設者ジュリア・グラニョンにとってダンスの世界はママがダンサーだったことから身近にあり、パパが雑誌パリ・マッチのカメラマンだったことから写真が身近にあり……。

今年もダンスにまつわる写真展を企画した。今回は『La mémoire du geste』展で、ダンスやダンサーの写真を専門とする写真家たちによる比較的最近の写真約30点を展示販売している。プリントの価格は700〜12,000ユーロ。ジュリアはこの展覧会の開催を、素晴らしいダンサーであり、また協会を設けてダンスの底辺を広げる活動に邁進するユーゴ・マルシャンを支援する機会とするそうだ。近くを通りかかったら、ギャラリーを覗いてみよう。自宅でいつも眺めていたくなる写真に出会えるかもしれない。

Matthew Brookesが撮影したユーゴ・マルシャンとジェルマン・ルーヴェ。2015年。©Matthew Brookes/ LA GALRIE DE L’INSTANT)
Maria-Helena Buckleyがオペラ・ガルニエで撮影した『ル・パルク』のオニール八菜とジェルマン・ルーヴェ。2026年。©Maria-Helena Buckley / LA GALERIE DE L’INSTANT
Maria-Helena Buckleyがベルリンで撮影したポーリナ・セミルノヴァ。2012年。©Maria-Helena Buckley / LA GALERIE DE L’INSTANT
Matthew Brookesがケープタウンで撮影したユーゴ・マルシャン。2020年。©Matthew Brookes/ LA GALRIE DE L’INSTANT)
Matthew Brookesが撮影したマシュー・ボーンの『白鳥の湖』(ロンドン、2024年)。©Matthew Brookes/ LA GALRIE DE L’INSTANT

『La mémoire du geste』展
開催中~5月31日
La Galerie de l’instant
46, rue du Poitou
75003 Paris
https://www.lagaleriedelinstant.com/
@lagaleriedelinstant

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大村 真理子

madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター

東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。2006年から「フィガロジャポン」パリ支局長を務めた後、フリーエディター活動を再開。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。