ラ・ファンテジーのレストラン、肉や魚も揃えておいしくルネッサンス。

Paris

インテリアデザイン界の寵児マルタン・ブルンニツキが室内建築を手がけた、魅力あふれるブティックホテルの「La Fantaisie(ラ・ファンテジー)」。この秋、1階のレストランが新たなシェフを迎えて再出発をした。2023年のオープン時、花、植物を室内装飾のテーマにした客室のイメージに連動して、レストランはベジタリアンメニューでのスタートだった。それがこの秋、野菜料理だけではなく素材の制限を外して肉・魚料理もある第2章が始まり、より大勢の食事客を喜ばせている。 

中庭があるホテルということから、レストラン(写真)も含めホテルの装飾は植物がテーマとなっている。photography: Mariko Omura

MOFのジェローム・リウゥがエグゼクティブシェフを務め、イタリアンタッチが感じられるコスモポリタン料理のメニューだ。前菜、メイン、デザートの基本に加えて、カルパッチョやタルタルのような加熱していない生の料理(クリュド)4種、添え野菜6種がセレクションの楽しみをプラスしている。ガンベロ・ロッソ(赤えび)のタルタルと柑橘類のシャーベットを始め、味も見た目も魅力的なクリエイションもいろいろ。また、ピーマンを仔牛肉代わりにしたミラノ風カツレツのように、ちょっとおもしろい料理もある。パリっ子たちの日本への関心の高さを刺激するのは、鹿児島産の和牛サーロインステーキ。環境への配慮で肉控えのパリジェンヌたちも、これにはついそそられてしまうという人気だ。

メニューの”CRUDO”にはカラフルで軽やかなメニューが並ぶ。手前はマグロのカルパッチョ(24ユーロ)、右はマンダリンのシャーベットを乗せた赤海老のタルタル(25ユーロ)。photography: Maki Manoukian
ピスタチオのジェノヴェーゼとインゲンのサラダ(18ユーロ)。photography: Maki Manoukian
メインからブラックアンガスのリブロース、ベアルネーズソース。photography: Maki Manoukian
食事を締めくくるのは、シェフパティシエのレミ・ゲランによるカラフルなデザート。photography: Maki Manoukian

パリの中心地には珍しく、ラ・ファンテジーのレストランには緑あふれる中庭があり、季節によってはそこでも食事ができる。また最上階を占めるルーフトップバーにもパリが眺められる庭が!  ここでアペリティフタイムを楽しむだけでも快適だし、その後にレストランで食事を取るのもいいだろう。

上: 壁も天井も花の装飾で覆われたルーフトップ・バー。営業は17時から。下: 歩行者通りに面したホテル。地上階のカフェで朝食、ティータイム、ランチ……。photography: Mariko Omura

Le Restaurant  / La Fantaisie
24,  rue Cade 75009 Paris
営)12:00~14:00、19:00~22:30
無休
www.fr.lafantaisie.com
Instagram

editing: Mariko Omura

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/241013-lafantaisie.html