その腸活、間違ってない?胃腸専門医が語る「4つの落とし穴」。

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消化器系の不快感に対処するため、間違ったことをしている人がいる。胃腸の専門医ジュリアン・スカンジ527日、よくある間違いをインスタグラムの投稿で列挙した。注意事項は? 腸内フローラ(細菌叢)を傷つけないことだ。

お腹の不快感に、間違った対処をしている人がいる photography: Boy_Anupong / Getty Images

膨満感、お腹の張り、痛み……。ストレスや過剰な負荷に敏感な消化器系。お腹に不快感を持つと、あの手この手で対処しがちだ。しかし、私たちはよく見当違いなことをしている。527日にインスタグラムで投稿された動画で、消化器専門医ジュリアン・スカンジは、腸の健康を維持・改善しようとする人たちが犯しがちな4つの間違いを紹介している。

すべての乳製品を避ける

すべては乳糖のせい? 消化器系の問題が起こると、すぐに食事から乳製品をすべて排除しようと考える人がいる。だが、スカンジによると、それは必ずしも良い考えではない。

「ヨーグルトやケフィア、熟成チーズなどの発酵乳製品には生きた微生物が含まれていて、乳糖は多くありません」と説明する。「それらは腸内の細菌叢を助けるもので、健康に良いものです」。乳糖不耐症が疑われる場合は、医師に相談すること。

診断なしでグルテンフリーを目指す

医学的な理由なしに、グルテンを食卓から追放する必要はない。「医師からセリアック病や過敏症と診断されていない限り、グルテンを避けることが健康に役立つとは証明されていません。細菌叢にとっては逆効果で、健康を害する可能性さえあります」。それよりも、消化器系への不調を終わらせるには、超加工食品を避けるべきだとスカンジは指摘する。

症状もなく善玉菌を摂取する

「毎日善玉菌を摂っているから、大丈夫なはず……」。スカンジ医師が患者の口からときどき聞く言葉だ。たしかに、整腸剤などの錠剤は、腸内細菌叢のバランスを保つために不可欠な善玉菌を補うものだ。だが、明確な症状もなしに毎日服用したとしても、健康な人には何の効果もないという。 

「魔法の薬について考える前に、繊維質の多い食事や定期的な運動、質の良い睡眠など、健康的なライフスタイルについて考えてみてください」。細菌叢の自然な味方である発酵食品もお忘れなく。

全部食事のせいだと考える

健康的な食事は腸内環境の整備に重要な要素だが、それで充分ではない。「睡眠、運動、ストレスの管理も同じく大切な役割を果たします」。これらがきちんと整っていないと、細菌叢が影響を受け、消化器系の問題につながる可能性がある。

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この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

text: Shapnam Mougammadou (madame.lefigaro.fr) translation: Shion Nakagawa

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/lifestyle/250614-mf-gastro-care.html