カクテルとグミが融合? スウェーデンで密かに人気のスイーツに注目。

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スウェーデン人のお菓子好きはただならぬものがある。以前もご紹介したが、日本でも「スウェーディッシュキャンディー」が話題になったようだ。

スウェーデン語でお菓子はGodis「ゴーディス」と呼ばれるが、その主体はグミ菓子だ。

今回、スウェーデン南部スコーネ地方に住むカップルが「スウェーデン人のゴーディス好きとカクテル好きを合わせたらイケるのでは?」と思い立ってビジネスを始めたのが「スウェーズ・カクテル・スイーツ」だ。

シンプルなガラス瓶に入っているグミたちは宝石箱のジュエリーのようだ。1瓶300g、ノンアルコール、ヴィーガン、149SEK。

発起人でもあるオーサが家のキッチンで見よう見まねで最初のロゼワイングミを試作したのはいいものの、成功には程遠かったのが現実。

近所にあるヴィーガンのコンフェクチュールを作る「Scandic Candy」で働くエキスパートのラーシュに助言を得て、さらには旦那であるヘンリックをビジネスパートナーに取り入れてから約3年。ありとあらゆる試行錯誤を経て最初の4種のフレーバーであるスパークリングワイン(白)、ロゼスパークリング、ウィスキー、ジンの発売にまで漕ぎ着けたのだ。

現在では8種類、また季節や国のイベントにも合わせて期間限定フレーバーも出している。

スウェーデンのミッドサマーに合わせた限定版。ダーラナ馬の模様が可愛い。フレーバーはもちろんミッドサマーでの定番酒でもあるアクアヴィット。

注目すべきはなんと言ってもフレーバーの元になるアルコール飲料を地元スコーネにあるワイン醸造所や蒸留所から取り入れていることだ。

このカクテルスイーツはそれぞれがちょうどいいバランスでアルコール飲料のフレーバーを醸し出している。嫌な甘さが残らず見た目のキレイさもあり、まさにカクテルを食べているよう。

新しいお酒のおつまみにもなりうるこのスイーツ達。私個人のオススメはビールとジン! ピノ・ノワールも捨てがたい!!(笑)

ピノ・ノワールを始めワインフレーバーは地元のArilds Vingård(アーリル ワインヤード)から。こちらでは宿泊施設も整っているのでスウェーデン産ワインも存分に楽しめる。

機会があるようだったら、工場の見学とともにそれぞれのワインヤードや蒸留所でカクテルスイーツをぜひ試してみて。

神咲子

在スウェーデンライター。コーディネート業も行うが、本業はレストラン業だった。そして50歳を過ぎてから、鉄道の電車の運転手に。スウェーデン中間部、東海岸のスンズヴァル市から西に一直線、ノルウェーとの国境のストールリーエン市を運転する日々を送る。

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/yukai/250713-sweden-trend.html