ルーヴル美術館で華麗な演出が話題! ルイ・ヴィトン2026年春夏コレクションで注目すべきポイントとは?

Fashion

2025年9月30日(現地時間)に発表された、ニコラ・ジェスキエールによるルイ・ヴィトンの2026年春夏コレクション。パリを象徴するルーヴル美術館を舞台に、旅情あふれる世界観を鮮やかに描き出した。

ルイ・ヴィトン2026年春夏コレクションに出席したゼンデイヤ。photography: Louis Vuitton

会場に訪れた俳優のゼンデイヤは、彫刻のようなシルエットのシルバーのセットアップで登場し華を添えた。他にも、Stray Kidsのフィリックス、BLACKPINKのリサ、エマ・ストーン、レア・セドゥ、ブリジット・マクロンをはじめとする、ルイ・ヴィトンゆかりのセレブや友人たちが会場を賑わせていた。
▶︎会場に訪れた豪華セレブリティをチェック!

ルイ・ヴィトン春夏2026年コレクションで、ニコラ・ジェスキエールはルーヴル宮殿の中心部にあるプライベート空間を舞台に選んだ。ここは、ルイ13世の妻でルイ14世の母親でもあった王妃アンヌ・ドートリッシュ(1615〜1643年)が、夏の間に滞在していたアパルトマンだった。ルイ・ル・ヴォーが設計したこのアパルトマンは、40年間閉ざされていたが2022年から2024年にかけて徹底的な修復が行われ、当時の壮麗な姿を蘇らせたばかり。今回のコレクションは、こうした歴史的で贅沢な空間の魅力を背景に行われた。

女性の人生を覗く、親密な旅を表現。

ルイ・ヴィトン2026年春夏コレクション photography: Louis Vuitton

今回のルイ・ヴィトンのコレクションは、時代を超えたエレガンスを寓話的に表現し、女性の人生をそっと覗くような親密な旅を描いた。”アール・ドゥ・ヴィーヴル(暮らしの美学)”をテーマに、インティマシー(親密さ)とプライベートな領域における限りない自由を讃えるコレクションを披露。

「アパルトマン」と名付けられたこのショーでは、玄関ホールや控えの間、小さなサロン、中央にバスタブを配したバスルーム、書斎、バルコニーに続く冬の庭、そして舞踏会の間へと、さまざまな部屋を巡る旅へと私たちを誘う。それぞれの空間が、人生のひとこまや特別なムードを映し出す。そこでは、女性たちが互いに視線を交わすことなくすれ違いながらも、それぞれの個性と自由な美しさを纏う。

シルク素材のブドワール風ルームドレス、色とりどりの宝石があしらわれた淡いピンクに彩られたノースリーブコート、夏の庭を思わせる花のガーランドが施された繊細なストライプパンツに合わせたトップス、ジーンズの上に重ねた花とブドウの葉の刺繍ドレス……。柔らかな色合いとしなやかな着心地が印象的で、究極のラグジュアリーとは、自分自身のために服を選び、本当の自分らしさを解き放つことだと示している。

そのすべてが、17世紀の天井、第二帝政期時代の多色大理石の床、1930年代の赤い壁など、3つの建築様式が入り混じる歴史ある場所で行われた。そして、サウンドトラックとして、このショーのために特別に録音されたケイト・ブランシェットによる、トーキング・ヘッズの「This Must Be the Place」の歌詞の朗読が流れた。

From madameFIGARO.fr

text: Ségolène Wacrenier (madame.lefigaro.fr) 翻訳: Hanae Yamaguchi

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/fashion/251003-26ss-louis-vuitton.html