今年創業70周年を祝うレペット。シャンゼリゼ大通りに新しいブティックをオープンした。140平米というから、すごく大きいというわけではないけれど、壁の鏡が横長の空間をさらに広げて見せている。広い通りに面したとても明るい店内。春夏の「シーニュ」コレクションを含め、バッグ、靴、バレエシューズが揃っているのに加え、パリではこれまではラペ通り店だけにしかなかったアトリエ・レペットが設けられているので、セミオーダーがここでも可能になった。




地下鉄Franklin Roosevelt駅のすぐ近くにある、明るく開放感のあるブティック。アトリエ・レペットが常設されている。


2017年春夏コレクションより。レペットというと香水のミューズだったオペラ座エトワールのドロテ・ジルベールを思い浮かべるが、この新作でモデルを務めているのはオペラ座のスジェ、マリオン・バルボーだ(写真左、後方)。2015~16年度の活躍が評価され、最近、将来有望なコール・ド・バレエのダンサーに与えられる栄えあるAROP賞を受賞したダンサーだ。映画『ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男』で彼女を見ることができる。
このブティックの開店を記念して、ここだけの超限定商品が販売中だ。祝祭の意味をこめて花火をプリントした、カメラバッグ の「Adageアダージュ」と、シグネチャーシューズの「Cendrillonサンドリオン」の2点である。アブストラクト・アートのようで、これはコレクターズアイテム入り!?


シャンゼリゼ大通りのブティックだけの限定販売2点。左:サンドリオン「花火」225ユーロ。右:アダージュ「花火」395ユーロ。
またシャンゼリゼ店だけに限らないが、フランスで人気のミュージシャンのストロマエのブランドMosaertとのコラボレーションによる靴! というものも。このブランドは、彼が出身地のベルギーでデザイナーの妻コーラリー・バルビエやブリュッセルをベースにするアーティストたちと組んで2014年にスタート。プリントを生かしたカプセル・コレクションを展開している。このブランドの4回目のカプセル・コレクションが、レペットとのコラボレーションなのだ。Mosaertらしく明るいプリントが生かされ、そしてユニセックスの靴2種。環境、社会を意識した物づくりをしていているブランドで、ベルギー生産が基本であるが、このレペットとのコラボレーションについては、レペットのフランスの工場で製造された。有名な“縫製して、ひっくり返す”というレペットならではのテクニックが必要なのだから、これは当然! なお、この靴と同時に、Mosaertではニット、ボンバー、靴下などもデザインした。これらは、ブランドのサイトにてチェックを。


左:キッドに花の刺繍。ヒールの高さは2cm。右:ラムスキンにプリント。ヒールの高さは2cm。

レペットとのコラボレーションの靴を含む、Mosaertの第4回カプセル・コレクションはご覧の通り。デパートのボン・マルシェでこのカプセルコレクションのポップアップストアを展開中だ。photo:Benjamin Brolet et Antoine Melis
réalisation:MARIKO OMURA
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/170407-repetto.html