「顔に下半身を近付けられ……」オーストラリア人女優ルビー・ローズ、ケイティ・ペリーを性的暴行で告発。

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※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する
「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。
データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

ルビー・ローズが、約20年前にメルボルンで自身に性的暴行を加えたとして、歌手のケイティ・ペリーを告発した。この主張はThreads上で発表され、これに対し歌手本人は強く反論している。

この4月13日(月)、オーストラリア人俳優のルビー・ローズが、楽曲「Roar」で知られる歌手のケイティ・ペリーに対し重大な告発を行った。ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」への出演などで知られる彼女は、SNS上でメッセージをシェアし、約20年前にこの歌手から性的暴行を受けたと訴えた。現在は削除されているが、Threadsに投稿されたコメントには次のように記されていた。「メルボルンのナイトクラブ『スパイス・マーケット』で、ケイティ・ペリーに性的暴行を受けました。彼女がどう思おうと知ったことではありません。」現在40歳のルビー・ローズは、メディア「Complex」が投稿した、4月11日(土)のコーチェラ・フェスティバルでジャスティン・ビーバーのコンサートに熱狂するケイティ・ペリーの動画に対し、このように反応した形だ。

さらに詳細を尋ねたネットユーザーに対し、ルビー・ローズは次のように主張した。「彼女が私にキスをしたのではありません。私が親友の膝の上で休んでいるのを見ると、彼女は身をかがめてパンツを下ろし、自分の忌まわしい局部を私の顔に擦りつけました。私は驚いて目を開け、彼女に向かって激しく嘔吐してしまったのです。当時は、この話を公にしてはいましたが、酔っ払った時のちょっとした面白いエピソードに作り替えて話していました。そうする以外、どう対処すればいいか分からなかったからです。」さらに、別のコメントで彼女は、これまでこれらの告発を繰り返してこなかった理由をこう説明した。「その後、彼女が私の米国ビザ取得を助けてくれることに同意したので、秘密にしてきました。でも言った通り、彼女は決して善人などではないのです。」

女優のルビー・ローズは、最後にこう締めくくった。「当時の私はまだ20代前半でした。今は40歳です。これを公に語るまでに、ほぼ20年かかりました。ようやく自分の声を見つけられたことに深く感謝していますが、それと同時に、トラウマや性的暴力がどれほど人を傷つけるものかを物語っています。話を聞いてくれてありがとう。」ただしルビー・ローズは、訴訟を起こす意思はないとも明言し、「人に信じてもらう必要はありません。ただ、自分の中に溜め込まずに吐き出すことが大切なのです。そうしないと、まるでそれが自分を蝕むように感じてしまうから」と語った。

危険な告発

ケイティ・ペリー側は火曜日、広報チームを通じて「バラティ」誌に声明を出し、これらの主張に対し公に反論した。「ルビー・ローズがSNS上で拡散しているケイティ・ペリーに関する主張は、断固として事実無根であるだけでなく、危険かつ無責任なものです。ローズ氏は過去にもSNS上で公に中傷を行ってきた経歴がありますが、それらの告発はことごとく当事者たちによって否定されています。」ただし、これ以上の詳細については明らかにされていない。

ただし、ケイティ・ペリーがこのような告発の対象となるのは、今回が初めてではないことも指摘しておく必要がある。2019年にはすでに、楽曲「ティーンエイジ・ドリーム」のミュージックビデオに出演したモデルのジョシュ・クロスが、同様に公の場で歌手を告発していた。当時、彼はその出来事がスタイリストのジョニー・ウジェクの誕生日パーティで起きたと主張している。「当時まだ彼女に好意を抱いていたこともあり、彼女を見るとすぐにハグを交わしました」と、彼はInstagramに投稿した長文(現在は削除済み)の中で綴っていた。「でも、友人を紹介しようと振り向いた瞬間、(ケイティが)僕のスウェットを引っ張り、下着まで思い切り引き下ろして、周りにいた数人の友人や群衆に僕の性器を見せたのです。どれだけ惨めで恥ずかしい思いをしたか、想像できますか?」現在45歳となった彼はまた、ミュージックビデオ撮影現場の雰囲気についても「どこか奇妙だった」と振り返り、歌手の態度について「ふたりきりのときは親切なのに、他の人がいる場では氷のように冷たい」と語っていた。

最後に、ジャスティン・ビーバーに対するケイティの不適切な振る舞いを捉えた動画も、反響を呼んでいる。2012年、ジャスティンがまだ18歳、彼女が28歳だった当時、コンサートの舞台裏で彼を抱きしめた際、彼女は彼のお尻をつねった。この一連のシーンは、当時からネット上で「見ていて不快」なものだと受け止められていた。

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  • text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi