写真家 / 小浪次郎がオープニングセレモニーとコラボレート。
インタビュー
ニューヨークを拠点とし、アートやファッションシーンで世界から注目を集める写真家 / 小浪次郎が、オープンニングセレモニーとコラボレート。
「JIRO KONAMI FOR OPENING CEREMONY」と題し、6月13日(木)まではオープニングセレモニー表参道店にて、6月28日(金)から7月18日(木)はKASHIYAMA DAIKANYAMAにてインスタレーションを実施。期間中は、コラボレートを記念した限定Tシャツや、作品の撮影に使用したinstax<チェキ>の発売も行われる。
今回、記念イベントのために来日した小浪氏に、制作の背景や撮影地などについて話を聞いた。
オープニングセレモニー表参道店では、限定Tシャツに使用されたアーカイブ作品も展示。
――本コラボレートのきっかけを教えてください。
元々付き合いのあったオープニングセレモニーからのオファーです。
――撮影に関して、写ルンですや他のカメラではなくinstax<チェキ>を選ばれたのはなぜでしょうか。
最初からコラージュをしようと考えていました。アカデミックなsx-70のポラロイドのコラージュが好きなので、その現代版がチェキでのコラージュかと思い選ばせていただきました。
本コラボレートのために撮り下ろされた作品のインスタレーション。
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――コラボレートアイテムのTシャツにプリントされたアーカイブ写真のセレクトは、どのように進められたのでしょうか。
最近のものから過去のものまでミックスして選びました。基準は単純に自分が着たいもの、です。
――バックプリントのメッセージが印象的でした。どのように考えられたのでしょうか。
その写真を見ていて思いついたものをプリントしました。
「All is calm, all is bright. Darkness flies, and is light. Guiding star, o lend thy light.」。フロントの写真によってそれぞれ異なる言葉がプリントされたTシャツ¥10,692/ジロウコナミ フォー オープニングセレモニー
――アーカイブ写真のセレクトに関して、オープニングセレモニー ブラックレーベルがSS19に掲げるテーマ「QUIRKY REALITY(風変わりなリアリティ)」に共鳴する部分があると伺いました。普段撮影をされる際はそのような意識がどこかにあるのでしょうか。
近いところはあります。日常的なものをどうしたら風変わりなものに見せることができるかというのは常に考えています。
――ニューヨークと東京で撮影されたとのことですが、それぞれの都市にどのようなムードを感じましたか?
引きで見ると似ているのですが、中に入るとそれぞれのカラーがあると思います。チェキのコラージュではそれを表現しています。東京は僕にとってはカラフルな街で、ニューヨークは白黒なイメージです。白黒というのは、ニューヨークのクラシックな部分が好きなので。
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コラボレートTシャツはこちら
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Tシャツ各¥10,692/ジロウコナミ フォー オープニングセレモニー
オープニングセレモニー表参道店
期間:開催中~6月13日(木)
東京都渋谷区神宮前6-7-1
営)12時~21時
tel:03-5466-6350
JIRO KONAMI PHOTO INSTALLATION at KASHIYAMA DAIKANYAMA
期間:6月28日(金)~7月18日(木)
会場:KASHIYAMA DAIKANYAMA MARKET / 3F
東京都渋谷区代官山町14-18
営)11時~20時
休)7月1日(月)
tel:03-5784-1319
1986 年生まれ。写真家。活動初期より8年間、自身の父親を撮影し続け、絶妙な親子の距離感を記録した作品で2010年に富士フォトサロン新人賞を獲得。これまでに13年『父をみる』、14年『personal memory』、15年『PARADAISE TOKYO』、17年『GIMATAI』、18年『Straight, No chaser』、『SCARS』などの写真集を刊行。主な個展に11年G/P FRONT LINE SHOW『complex and more』(Spiral garden)、12年『UK-curtain call』(KONICA MINOLTA Gallery)、13年『Looking at my father』(Fuji film salon)、16年『GIMATAI』(Book Marc)、18年『SCARS』(common Gallery) など。また数々のファッションブランドや雑誌、広告、アーティスト写真などを手がける。17年より活動拠点をニューヨークに移す。「The New York Times」「Interview Magazine」などで作品を発表している。
www.jirokonami.jp
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