【Weekly 連載 18】いまさらの、自己紹介2。
caoの心の育て方。
先週に続けてわたくし事をーー。
人、動物、植物、魚や、生きている、亡くなっているとか、形がある、形がないことのこだわりがない個性を満喫するって何だろうね?
この「 caoの心の育て方。」の連載をキッカケに、久しぶりに振り返ることができたうれしさと、いまも昔も変わらないことに気付く恥ずかしさで、胸がくすぐったいです......。
はぁ~。
「 caoの心の育て方。」にお越しいただいたあなたさま、わたくし事のお話って、おもしろいかな?
なんとなく、巻きでゆきますっ
どーでもいいようなわたくしのお話に、気が向きましたらお付き合いください。
さて、木々や草花や植物、動物や爬虫類は遊び友達。人との違いも分からず、おしゃべりに明け暮れる毎日でした。いまもそうです。
寝ても覚めてもキラキラとまぶしくて綺麗で、どこまでも遊びまわっていて、名前を呼ばれない限り振り返ることもなく。
わたしの「何で?何で?」に付き合ってくれたすべてのものたち。
庭先にある大きな木にしがみつき、トクトクいう音を聞き、わたしからもその音と同じ音がすることを知って、うれしくて大きな木をギューと抱きついてニヤニヤ。
生きているものには音があることを知りました。
木の葉っぱの先からキラキラと光る小さな光がポンって生まれ、その光がゆっくりと漂い、風さんと仲良くダンスをすることを知り、うれしくて風さんを肌で感じてゾクゾク。
生きているものには灯りがあることを知りました。
草花の周りに小さな光が集まると演奏会が始まり、一緒に音を奏でてみたり。
生きているものにはリズムがあることを知りました。
土の上を歩くと土がキャッキャと喜ぶことを知り、走ったり、そっと歩いてみたり、寝っ転がったりして遊ぶ。
生きているものには記憶があることを知りました。
わたしの「何で?何で?」の楽しみは、近所やお茶の間の他愛もないおしゃべりから、人伝えに広がって、気がつけばあちこちでお話をすることに。
あっという間に時を重ね、いまに至っています。
他愛もないおしゃべりから「 caoの心の育て方。」を連載することに繋がるなんて!
連載を踏み切った担当の編集者さんはクレイジーですね。
でも、このクレイジーがイタズラ心のようで、たまらなく好き。
文字が苦手なのに、これからが楽しみで、これからにチャレンジできる事にドキドキが隠せんっ
……って、長々と下らないお話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
これでわたくし事のお話はおしまいです。
これからも適当によろしくお願いしますね。
illustration : MARIKO ENOMOTO