思い立ったが片付け日和、思い出を昇華するモノの捨て方。
caoの心の育て方。
さまざまなものとのコミュニケーションが得意なcaoさんによる連載。毎回いろいろなテーマでお届け中。今月は大掃除に取り掛かる方も多いタイミング、そこで前半は2週に渡って1年を締めくくるクロージング的なお話を、今週は“モノの捨て方”について。月の後半には、新しい年の迎え方をご紹介します。
12月ですよ! 12月ーーっ。
2020年も終わっちゃいますね。
みなさん、今年はどんな年にいたしましたか。
caoです。
今週もよろしくお願いします。
振り返れば、2020年の背景にはいろいろと働き方や物事の考え方、あなたがあなたである在り方など
お仕事場で、ご家庭でと考える年になりましたね。
えっ⁉ 考えなかったよって方もいらっしゃるのかな?
どちらにしても、重ねてお聞きします。
あなたはどのような1日を重ね、1年といたしましたか。
わたしは通常運転……しながらも
呆然と何かが変わるキッカケを見つけることに努め、チャレンジを重ねる年にしてみました。
んが⁉
不覚にも、やたらとお日様の下が多くなっちゃういかん事態に! 来年は呆然とを省いてチャレンジしてみよう、と思いながら12月を跨ぎました。
2021年は何に重きを置いて、何を選ぼうかな♪
楽しみです。
さて今月のテーマは、2020年も終わりまっせってことでお片付けにつきましてと、2021年が始まるよ~んってことで西暦を迎える時のことを、いつもながらのらりくらり、ブツブツと綴らせていただきます。
チラッとお暇な時の暇潰しになれば、最高にうれしいです。
暇潰しにもならなかったら、ごめんなさーい。
今週は、断捨離とはちょっと違う“モノの捨て方”で、思い出の整理について綴ってみます。
改めまして、よろしくお願いします。
思い出の品々は、楽しかったモノもうーんって思うモノも、取っておこうと思っている時はさておき、お片付けしようと思った時、はて? どのように扱ったら良いものやら?? と考えることがあったりしますよね。
本当に考え方のひとつ、一例だと思ってくださるとうれしいのですが
思い出になっているモノは、その時に戻るキッカケのスイッチになって
懐かしいあの時を振り返ることができますよね。
だから、とても大切なモノ。
大切だから手放すってのも、ありなんですよ。
わっ楽しいと懐かしく振り返ることはできても、あの時に戻ることも、同じ時間を過ごすこともできません。
だから、どんな思い出も大切な思い出だと、思いませんか。
それに、思い出はいまと比較するものではないですよね。
思い出は、いまを過ごす栄養源にしましょう!
遺品となった品々や写真をどうしたらいいでしょうか、と質問をいただくことがあるのですが、
品々はその品を見て触れて、あふれる想いを心と身体に覚えさせてから、サヨナラできるものはしましょう! まずはたっぷり思い出話に花を咲かせましょう、とお伝えしています。
品々とサヨナラしても、ひょんなことからフワッと思い出す思い出は鮮明で、思い出すタイミングに絶妙な計らいがあるんですよね。
品々がなくても、ちゃんと覚えているものですよ。
写真は、見るとニヤニヤしちゃうくらいの好きな写真だけ何枚か残して、サヨナラがいいのかもね。
私たちの脳や心は、たくさんの思い出を記憶してくれています。
モノにこだわりすぎて、身動きが取れなくなった時にでも、今回のお話を思い出してくださったらうれしいです。
そんなことを胸に秘めて、終わります。
ありがとうございました。
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illustration : MARIKO ENOMOTO