【Weekly連載 45】居心地の良い入り口のつくり方。
caoの心の育て方。
さまざまなものとのコミュニケーションが得意なcaoさんによる連載。毎回いろいろなテーマでお届け中。今月は家のことについて、心地よく過ごすための整え方をお聞きします。今週は家の入口のお話です。
まだまだ太陽がギラギラで、暑い日が続いていますね。
日光を浴びすぎない対策に、暑さをしのぐ対策をする
対策だけで息苦しい……
気持ちはインドアな caoです。
フッ
どうでもいい、厚かましいご挨拶から始まる、相変わらずな「caoの心の育て方。」です。
フフッ
さて、今月は居心地のよい空間つくり~
お家のことについてです。
お家の中のお掃除や整理整頓をしよう! としていらっしゃるお方に
お役に立てばうれしいです。
よろしくお願いします。
それでは、はじめに――
玄関、場合によってはお庭、家というスペースに入る最初の“入り口”から行きましょう。
お家という入り口は、たとえるならば、ペットボトルの口の部分みたいな感じ。
たとえがヘタッピでごめんなさいね。
ペットボトルの中身がきれいでも、口が汚れていたら、カシャカシャとペットボトルを振ると中身も汚れちゃう。
お家という入り口は、そんな場所。
お家のどこも同じ話なのですが、見えなきゃいい、断捨離をすればいい、ではないです。
だから、収納するモノを準備しなくちゃ、物を減らさなくちゃではなくて
そこにそれがあっていいならば、いいんですよ。
大切なのは
何がそこにあるかが分かっていること
と、空気がこもっていないこと
だと思います。
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……といったところで、まずは入り口にあっていいものかのご判断をしながら、お片付けしてね。
一人じゃ進まない時には、どなたかにお手伝いをお願いしてもいいんじゃないかな。
必死にではなくて楽しくしましょっ。
何をどこに置くかや、カラーは
足元はすっきり、目線はワクワク、目線の上は大胆に。
よくわからんニアミスですが、こんな感じ。
どんな感じだよ!?
だよね……
だが、こんな感じ
ごめんなさい。
入り口は出口でもあります。
あなたがお出かけする時のような装いと同じように表現してみるのも楽しいですよ。
どんな自分でいたい
どんな表情を誰かに見せてあげたい
ですか?
あっ、そうそう
靴は汚れているいないに関わらず、ササッと軽くきれいにしてから
下駄箱にしまったり、玄関に置きましょう。
爪先、指先はあなたのカラダの羅針盤の針ですから大切にね!
ちなみに、わたしは引っ越し祝いで、音が出るものを贈ります。
プレゼントしたい方を音でたとえると何だろうって思いながら探すのが、楽しくて楽しくて。
見つからないと引っ越し祝いってタイミングを逃しちゃうのです。
逃すことの方が多いかもしれない。
でも、ピッタリな音色に出会ったときは、プレゼントできることがうれしくて幸せ。
プレゼントする方から勝手にギフトをもらっています。
入り口はお家の鏡、あなたの鏡だと思って表現しましょう。
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illustration : MARIKO ENOMOTO