100年美容とお金の関係 失ったら取り戻せない、だから予防にかける。

人生100年時代、長生きすれば健康かつキレイを保つ"美容人生"も長くなる、ということ。そのための「美容資産」も必要になってくる。そこで、いまどれだけ美にお金をかけているのか？　この先どんなキレイを目指すのか？　自分に本当に必要な美容が何か、をお金から考えます。
>>「100年美容とお金の関係」トップページへ

女性は特に、髪・歯・骨の健康維持を！

毛髪や歯、骨の健康は予防にこそお金をかけるべき！　骨密度や毛髪は女性ホルモン量の低下や加齢の影響で損なわれやすく、元の状態に戻すのが難しいパーツ。当然、治療も高額に。早いうちから予防対策をしておきたい。ちなみに筋量は、低下してもトレーニングで取り戻すことは可能だ。

HAIR ─ 毛

毛髪の老化は、頭皮から起こる。脱脂力の強いシャンプーや洗い方による刺激を避け、スカルプケアをルーティンにするのはもはや常識。頭髪のみならず、まつ毛や眉毛も顔のフレームを作る大事な毛。ビューラーやメイクで傷み、加齢で弱く薄くなるのを早目に防ぐ対策を。

ハチミツ由来の成分豊富で、髪と頭皮にリッチな保湿と修復力を届ける。高濃度ジェ ルとバームが一度に出るデュアルフォーミュラ。アベイユ ロイヤル スカルプ&ヘア ダ ブルR マスク 200ml ￥12,430/ゲラン

発毛力と脱毛抑制力で注目の養毛成分、リ デンシル®を配合。フィリップB. スカルプブースターリーブインコンディショナー 125ml ￥14,850/エスティ フィロソフィ

薄毛、ハリコシ不足に悩むエイジング頭皮のためのデイリー美容液。エレクトロン 薬用スカルプエッセンス ファム〈医薬部外品〉 100ml ￥6,490/GMコーポレーション

ヒト幹細胞エクソソームやプラセンタを配合。強く太いまつ毛&眉毛を育む。スキンエッセンス アイラッシュセラム 5ml ￥7,700/楚々

刺激が少ない処方に進化。長く艶やかなまつ毛へ。リバイタラッシュ ア ドバンス プラス 2ml ￥16,500/エム・アール・アイ

---fadeinpager---

---fadeinpager---

TEETH ─ 歯

自分の歯で好きなものを食べられることほど健康なことはない。歯は抜けたら最後。正しい歯みがき、定期健診を受ける、よく噛んで唾液を出す。その習慣だけで十分予防になる。

ジェット水流が歯間や歯周ポケットまで届き、汚れを吹き飛ばしてオフ。ウォーターピック ウォーターフロッサー イオン ￥28,600/ヤーマン

---fadeinpager---

BONES ─ 骨

一度低下した骨密度を大幅に回復させるのは難しい。転倒や姿勢悪化などQOLに関わるので、早くから運動や食事で骨密度を上げる"骨貯金"を。パワープレートは「閉経後女性において骨ミネラル濃度を増大させる」との研究発表もあり、骨粗しょう症の予防にも期待。

3次元ハーモニック振動を搭載した家庭用の振動マシン。乗ることで深層部の筋肉などを刺激。リブアクティブトレーナー バイ パワープレート ￥387,200/プロティア・ジャパン

"骨ビタミン"ともいわれるビタミンDを配合したサプリ。Lypo-C Vitamin C＋D 30包 ￥8,964/スピック

---fadeinpager---

FEMALE HORMONES ─ 女性ホルモン

日本女性の閉経年齢の平均は50.5歳。女性ホルモン低下とどう付き合うべき？　産婦人科医 福山千代子先生に聞いた。

福山千代子
MET BEAUTY CLINIC 院長
日本産科婦人科学会専門医。金沢医科大学卒業。都内ウィメンズクリニックの院長を経て現職。最新のフェムテック治療や更年期治療を専門とし、婦人科×美容医療を提案する。

「閉経は全女性に等しく訪れるもの。更年期症状が強い人にはホルモン補充療法もある。いまは"塗る""貼る"経皮吸収が世界的なスタンダード。ただし、ホルモン補充療法に大きな美容的変化は期待しないほうが賢明です」。

生理周期が乱れ始めたら、漢方やプラセンタ、エクオール含有のサプリメントなどを試して体質に合うものを知っておくのも手だ。

植物性のアミノ酸やポリフェノールで、更年期世代の体調を整える。ザ バランス メノバランス 30袋￥9,500/シンプリス

右：エクオールに、レッドクローバーやチェストツリーなど女性ホルモン向上ハーブを搭載。the F advance 60カプセル ￥8,640/タカコスタイル

MET BEAUTY CLINIC
東京都港区南青山5-11-9 レキシントン青山2F
0120-776-123（フリーダイヤル）
診）10:00～19:00
無休
www.met-beautyclinic.jp

＊「フィガロジャポン」2023年12月号より抜粋